▼ プロフィール
大塚和子
美容師歴12年目、フリーランス美容師歴3年目。美容師の傍ら、アイリストとしての顔も持つ。自粛期間をきっかけに、「守られてる状態が必ずしも安泰とは限らない」と悟り、思い切ってフリーランス美容師に転身する。
▼ 目次
・文化祭のヘアアレンジをきっかけに、美容師を目指す
・あれ、美容師向いてないじゃん
・「正社員=安泰」だと思っていたけど、違った。最悪、路頭の草を食べちゃえば死なないじゃん
・美容師とアイリストを融合させたって、いいじゃん
・多様化している美容師の在り方。自分の理想は、サロンビレッジなら叶えられると思う
文化祭のヘアアレンジをきっかけに、美容師を目指す
──大塚さんが美容師になったきっかけを教えてください。
わたしは長野県出身なのですが、「上京したいなあ」という憧れをずっと抱いており、東京に行く手段として、美容師を志ました。
いきなりすみません……キラキラした志望動機ではなくて(笑)。
しかし、そんなわたしでも「美容師もいいかも」と思えた瞬間がありました。
高校時代、文化祭でヘアアレンジを担当したんです。
みんなが喜んでくれる姿を見るのが、とても嬉しくて。元々、頼られたり、必要とされることで励みになるので、とても有意義な一時間でした。
「こんな楽しいことを仕事にできたらいいなあ」──そんな想いから、美容師を目指すことにしたんです。
あれ、美容師向いていないじゃん
──とても素敵なエピソードですね。その後、美容師人生は順風満帆でしたか?
いえ、壁にきちんとぶつかっています(笑)。「美容師に向いていないなあ」ってことに気づいてしまって。
──そうだったのですね。どんなことがあったのでしょうか?
幸い、大手人気サロンに内定をいただき、“美容師のいろは”を学ばせてもらえました。
しかし、日に日に、「みんなと熱量が違うな」ということに気づいたんです。
他のメンバーは、美容師になりたくて、必死に闘っていました。一方でわたしは、「美容師って楽しそう」という気持ちで選んでしまって。
そして、わたしって気にしいなんです。
競争が激しい美容業界。
「お客さまが大好きだ」という気持ちだけで食らいついていましたが、この先も続けて行けるかが不安になり、美容師を辞めることも念頭に、退職することに。
「正社員=安泰」だと思っていたけど、違った。最悪、路頭の草を食べちゃえば死なないじゃん

大塚さんの施術部屋
──フリーランス美容師になろうと思ったきっかけは何ですか?
実は「フリーランスになりたい」っていう気持ちは、さほど強くはなかったんです。
自粛期間が増え、考え方が大きく変わったのが、一番のきっかけですね。──「あれ……必ずしも、守られている状況が恵まれているということじゃないんだな」と。
これまでは、サロンに勤めていれば安心だと考えていました。でもコロナがやってきて、自粛が余儀なくされましたよね。
本当に強くありたければ、美容師を長く続けていくのであれば、もっと「個」として強くなければいけない。
今後のことを見据えて、フリーランスになって実力を試してみたい。そんな想いがあり、思い切ってフリーランス美容師に転身しました。
──不安はありませんでしたか?
もちろん、ありました。ただ……きっとわたしの性格がスーパーポジティブなんでしょう。
常日頃、「明日死ぬかもしれないし、挑戦したいことは全部やってみたい。もし路頭に迷ったら、草でも食べればいいや」って思いながら生きています(笑)。
失敗って失敗じゃないんですよね。好奇心を止めることはできませんでした。
美容師とアイリストを融合させたって、いいじゃん

大塚さんの施術部屋
──現在、美容師とアイリストの両立をされているとお聞きしました。二足のわらじを決意した理由を教えてください。
せっかくフリーランスで挑戦するのであれば、大胆にやりたいことを、全部詰め込もうと思ったからです。
かつて、“髪”以外にも“肌”についても学びたい、と思ったことがありました。
好奇心を止められなかったので、知り合いの先輩を通じて、肌のスペシャリストを紹介してもらいました。
その方から、「肌の知識はすぐに学べるから、よかったら“アイリスト”もやってみない?一生物のスキルだよ!」と、提案していただいて。
「一生物」という言葉にやられてしまい(笑)、せっかくならと思い、アイリストの世界にも足を踏み入れました。
しっかり教えていただける環境で、技術を習得。正直、大変なことも沢山ありましたが、今ではとても感謝しています。
──美容師とアイリストの両立、大変ではありませんか?

大塚さんの施術部屋
いえ、とても楽しいです。
より多角的にお客さまの美をフォローできるので、やりがいを感じます。求めていただけたら、顔から上をわたしが丸っと任せていただけますから。
そして、フリーランスだからこそ、こういった働き方ができるなあ、と。とても恵まれた環境だと思います。
──シェアサロン『サロンビレッジ』の使用感はいかがですか?
とても満足しています。施設はもちろんですが、何よりも、運営陣のあたたかさに救われています。
実はわたし、重田さんに惹かれてサロンビレッジに入りました。初回面談から、とても親身にわたしの話を聞いてくださって。
「この人に付いていきたい。重田さんになら、たとえ裏切られたっていい」と、盲目的でしたね(笑)。
多様化している美容師の在り方。自分の理想は、サロンビレッジなら叶えられると思う

──では最後に、サロンビレッジに興味のある方に向けてメッセージをお願いします。
わたしがここに来て思ったのは、サロンビレッジに来ている美容師さんは、皆さん本気だということ。
「やりたいことを全部実現したい」といった、程よい野心と情熱を持って、日々お客さまと向き合っている印象があります。
もしも、理想の未来を本気で描きたいのであれば、ぜひサロンビレッジで挑戦してみてはいかがでしょうか?
何かあった時に、手を差し伸べてくださる運営陣をはじめ、素敵な方々が集まっています。
多様性が叫ばれている昨今、決して“売上ドリブン”である必要はないと思います。
各々で、自分たちの理想や実現したい未来を、サロンビレッジでは叶えられる気がするんです。
本当、サロンビレッジって魅力的なので、まずは見学に来てみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
サロンビレッジへのお問い合わせは下記にてお待ちしております。
