フリーランスネイリストとして独立してみたいけれど、集客や収入、働き方に不安を感じてなかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、会社員として約10年間、さまざまなサロンで経験を積んだのち、現在はSALON VILLAGE神宮前店でフリーランスネイリストとして活躍するYUUKAさん。個室占有型の空間で自分らしいサロンづくりを行い、新しいメニューの導入にも積極的に挑戦しながら、自分らしい働き方を実現しています。
インタビューでは、フリーランスになるまでの経緯や準備、集客やメニュー設定の工夫、今後の展望まで、リアルな働き方や取り組みについて詳しく語っていただきました。

ネイリストとしての歩みとフリーランス独立のきっかけ
―これまでのご経歴を教えてください。
YUUKA:ネイリスト歴は14年で、最初の10年ほどは会社員としてネイルサロンに勤めていました。外苑前や青山、渋谷、表参道など、さまざまなエリアやサロンで経験を積みました。
転職は5回ほどしており、約1年単位で環境を変えていた時期もありました。サロンごとにお客様の層やデザインの方向性が違うため、「一通りいろいろなジャンルの技術を経験したい」という好奇心が強かったですね。
ある程度経験を積んだタイミングで、「そろそろひとつの場所で腰を据えて働きたい」と思うようになり、渋谷・神南エリアのサロンで約5年間勤務しました。
その後、フリーランスのネイリストとして独立し、最初は別のシェアサロンを利用していました。2年ほど経ってSALON VILLAGE神宮前店に移り、現在フリーランス歴は5年目です。
―フリーランスのネイリストになろうと考えたきっかけは何だったのでしょうか?
YUUKA:ちょうどコロナ禍の頃、いろいろと将来について考える時間が増えたことが大きかったです。ネイリストとして働き始めてから約10年が経ち、「これから自分はどうしていきたいのか」と改めて考えるようになりました。
もともといつかは独立したいと思っていましたが、「今がそのタイミングかもしれない」と感じ、まずは1年間のプレ独立のような形で経験を積みました。知り合いのエステサロンのオーナーさんから声をかけていただき、トータルビューティーサロンの一角で、ほぼ一人でネイルを任せていただく形です。雇用形態は会社員でしたが、施術内容や運営は自分の裁量で進められました。
この経験を通して「一人でもやっていけるかもしれない」という感覚が持てるようになり、本格的にフリーランスとして独立することを決めました。
―フリーランスとして独立するにあたって、不安はありませんでしたか?
YUUKA:プレ独立できた経験もありますが、もともとかなり心配性なので、不安は大きかったです。ただ、実際にシェアサロンを見学したときに、いろいろな人の話し声が聞こえてきたり、そこで働いている方と少しお話しできたりして、不安なのは自分だけじゃないんだなと感じました。
同じような気持ちでフリーランスとして働いている人がたくさんいると知って、安心できたのはよく覚えています。不安はありましたが、ワクワク7割、不安3割くらいの気持ちでスタートできました。

フリーランスネイリストとして働くメリットと準備
―フリーランスになる前には、どのような準備をされましたか?
YUUKA:勢いで独立できるタイプではないので、かなり細かくシミュレーションしました。自分の顧客様が何人くらいいて、売上がどれくらいになるのか、1日あたりの施術人数や単価なども含めて、全部書き出して考えました。
「もしお客様が半分になったとしても続けられるか」「最低限これくらいの売上がないと厳しい」というラインを出すために、固定費も含めて計算しました。そうやって一つひとつ確認して、「これなら大丈夫」と自分が納得できないと、なかなか一歩踏み出せない性格なのですごく慎重だったと思います。
シミュレーション以外にも、独立されている先輩に話を聞いたり、シェアサロンの見学に行ったときにプランの相場感を掴んだりもしました。自分なりの安心材料を集めながら、少しずつ準備を進めていきました。
―集客はどのようにされていますか?
YUUKA:InstagramとLINEを利用しています。会社員時代はホットペッパービューティーも利用していましたが、フリーランスになってからはSNS中心です。Instagramを見た方をLINEに誘導し、そこからご予約いただく流れにしています。
Instagramでは世界観を統一するよう意識して投稿しています。写真の撮影場所や光の加減を揃え、見せたいイメージに合わせて投稿することで、アカウント全体の雰囲気を統一しています。これまでギャルっぽい派手なデザインを得意とするサロンからシンプルなオフィスネイルが得意なサロンまで幅広いジャンルを経験したからこそ、自分らしい打ち出し方や方向性を見つけられ、今のスタイルにたどり着きました。

SALON VILLAGEで叶えた理想の空間づくり
―以前は別のシェアサロンを利用されていたとのことですが、SALON VILLAGEに移った理由を教えてください。
YUUKA:以前利用していたシェアサロンは、複数人でお部屋を共有するプランで契約していました。そのため、予約状況によって出入りがあるのが少し煩わしく感じることがあり、できればお部屋を専有したいと考えるようになりました。
また、プランの価格や条件も含めて検討していたところ、SALON VILLAGEの広告で個室占有型のプランを見て興味を持ち、お話を聞きに行ったのがきっかけです。
―実際にSALON VILLAGEを利用してみていかがですか?
YUUKA:お部屋を占有できるのはもちろん、内装も自分の好きなようにレイアウトできるのでとても快適です。共有スペースも常にきれいに保たれていて、過ごしやすいですね。特に困ることはなく、安心して仕事に集中できています。
―すごく素敵な空間ですが、サロン空間づくりで意識していることはありますか?
YUUKA:自然素材や温かみのある雰囲気を意識して空間づくりをしています。木や土の素材感を取り入れつつ、余白も大切にして、アクセントになる小物やポスターを配置しています。
ものづくりが好きなので、家具や装飾もDIYやアレンジを加え、細部までこだわることで、居心地の良い空間を目指しています。
―お客様の反応はいかがですか?
YUUKA:「落ち着く」と言っていただけることが多いです。最初は少し狭いかな?と感じていましたが、ネイルの施術をするには実際対面で座れるスペースがあれば十分で、むしろ居心地のよさにつながっていると思います。
照明はデスク周りだけを明るくし、全体はあえて暗めにしているのですが、この雰囲気も好評です。施術中に眠くなるとおっしゃるお客様もいるほど、リラックスして過ごしていただけています。
お客様以外にも、他の利用者の方とすれ違ったときに軽く会話したり、年に数回集まる機会もあります。
みなさんそれぞれのスタイルがあり、横のつながりを広げたい方もいれば、こじんまりと自分のペースでやりたい方もいると思います。なので、一人だけど一人じゃない、ちょうどいい距離感だと感じています。
―フリーランスとして働くようになって、特に変化を感じた点はありますか?
YUUKA:一番大きな変化は時間の使い方です。フリーランスになってからは、自分で1日の時間を無駄なく組み立てられるようになり、自由度が格段に上がりました。収入面でも会社員時代より増えたので、その点も大きな変化です。
―現在の施術スタイルや、1日の働き方について教えてください。
YUUKA:営業時間は11時〜20時で、平日は最大3名、土日は4名ほど対応しています。顧客様メインですが新規のお客様の予約も入れられるように全ての枠を埋めず夜遅めや平日など1〜2割ほど余裕を残して予約管理をしています。
マンツーマンなので無理せず、一人ひとりのお客様にしっかり向き合える時間を確保しています。

フリーランスだからこそできる、ネイル以外のメニュー導入
―最近はネイル以外のメニューも導入されているそうですね。
YUUKA:はい、昨年からハンドメイドアクセサリーの販売や耳つぼジュエリー、ジャグアタトゥーも始めました。
新しいことに挑戦するのが好きなので、他にも何かできないかと思ったときに、天然石を使ったハンドメイドアクセサリーに着目しました。独学で制作を始め、オンラインでも販売しています。サロンでは実際に手に取って購入していただけるようにしています。
耳つぼジュエリーは一昨年頃から興味があり、講習を受けて勉強しました。自分でも実際に体感してみて、相性はあると思いますが、良さそうだと感じたので導入しました。大きめのパーツやリボンなどカジュアルなモチーフが多い中で、自分の系統に合うようにシンプルめにアレンジし、ネイルパーツも使ってオリジナルのシールを作っています。若い方に人気ですが、肩や腰のだるさなど日常の不調がある年代の方にもおすすめできるメニューです。
ジャグアタトゥーは、果実のエキスから作られたインクで肌の角質層を染めるタトゥーです。痛みはなく2週間ほどで自然に消えるので、ネイルとセットで施術される方も多く、手軽に楽しめるメニューとして好評です。
フリーランスになって時間と気持ちに余裕ができたことで、新しいことにも積極的に挑戦しやすくなりました。どちらも30分ほどでできるメニューなので試していただきやすく、単価アップにもつながっています。
―フリーランスになってから料金設定は変えましたか?
YUUKA:はい、独立してからは段階的に料金を見直しています。スタート時は会社員時代に勤めていたサロンのメニューをベースにしましたが、新しいサービスを導入したタイミングや、自分自身がステップアップしたと感じた節目で、少しずつ調整してきました。
お客様にとってプラスの価値を感じていただけるかどうかを大切にしています。
たとえば、自爪への負担が少ない新しいジェルを学んだ際には、希望される方が選べるメニューとして取り入れ、料金も少しだけ設定を変えました。来店時にお客様の希望や興味をお伺いしながら取り入れるので、無理なく自然に新しい価値を提供できるようにしています。
―現在の売上はどのくらいですか?
YUUKA:平均の売上は60万〜80万円くらいです。夏と年末は繁忙期でやや高めですが、1〜3月は少し下がることもあります。季節による波はありますが、ほとんどが顧客様なので安定していますね。ありがたいです。

今後の展望とフリーランスを目指す方へのメッセージ
―今後の展望について教えてください。
YUUKA:しばらくはこの場所で今のスタイルを続けていく予定ですが、将来的には小規模のネイル専用のシェアサロンを自分で作れたらいいなと思っています。まだ漠然とした考えですが、数席程度の規模で仲間を集めて、今までの自分自身の経験や知識をお伝えできるような環境で、特化型のシェアサロンを作りたいです。
―最後に、フリーランスを目指す方や不安で一歩踏み出せない方に向けて、メッセージをお願いします。
YUUKA:不安な気持ちはとってもわかります。なのでまずは一度、シェアサロンの見学に行ってみてほしいです。自分だけで悶々と考えてしまうことも多いと思いますが、実際にその空間に行き、現場で働いている方の話やいろんな利用者さんとお話ししている本部の方のお話を聞くだけでも気持ちが変わるはずです。スマホで調べるだけではわからない、生の雰囲気やリアルな情報に触れることで、考え方も前向きになれると思います。ぜひ一歩踏み出してみてください。

SALON VILLAGEで実現する、自分らしいフリーランスの働き方
さまざまなサロンで多くの経験を積み、自分なりの強みを見つけてきたYUUKAさん。個室占有型のサロン空間を活かしながら、新しいメニューや施術にも積極的に挑戦し、フリーランスとして成長を続けています。
時間や気持ちに余裕が生まれるフリーランスの働き方は、お客様との信頼関係やサービスの質の向上にもつながります。
SALON VILLAGEを活用すれば、独立しても孤独を感じず、安心して自分のスタイルを追求できるでしょう。少しでも興味がある方は、まずは気軽にサロン見学をしてみてくださいね。

