親しみやすいセルフアレンジで瞬く間にインスタのフォロワー数を伸ばしたシオンさんと、自身の趣味でもある韓国からインスピレーションを得たスタイリングやファッションを武器に、同世代の女性から支持を集めるAIKAさん。共にフリーランス美容師として活躍していた二人は2024年9月、原宿の駅前に「Than（ザン）」をオープンしました。

独立を決断してから約１年のスピード出店。さらに25歳という若さながら原宿の超好立地に出店できたのは、シェアサロンを運営するサロウィン株式会社の出店サポートサービス「me by,,（ミーバイ）」を利用したからなのだとか。今回は、意外と見切り発車だったというお二人の独立に至るまでのストーリーと、「me by,,」を利用してみて感じるメリットなどについてお話を伺いました！

信頼できるパートナーと、理想のサロンをつくりたい

AIKA：私たちは前社の同期なんですけど、当初は二人ともそこまで独立願望が強かったわけじゃないんですよ。でも、働いていくうちに少しずつ意識が変わってきて。二人で相談してお店を出そうと決めたのが、１年半くらい前のことですね。

シオン：美容師として多くのお客さまに支持されるようになって自信がついたことも大きいかもしれません。もっと自由に、自分たちの働きたいように働くことのできる場所をつくりたいと思うようになったんです。

−それぞれが、お互いをパートナーとして選んだ理由は？

AIKA：自分にないものを補い合える存在だからかな。私の場合は、猪突猛進というか、なんでも勢いでエイッとやっちゃうタイプ。それで良いことももちろんたくさんあるんですが、よく失敗もします（笑）。でもシオンは、私が考えてなかったところまで深く考えてくれて、気を配れるタイプ。そういう細やかさが必要な場面では特にいつも感謝しています。

シオン：細かい作業は私のほうが得意かもしれないですね。期限のある仕事とかも早めにやっちゃいたいタイプだし。AIKAは私とは違う視点を持っているので、一人で考えるよりも二人で考えたほうがいろいろなアイデアが出てくるんですよ。だからこそ二人でやってよかったなと思います。でも何より、ずっと一緒に美容師として働いてきて、プライベートも一緒にいる時間が長いのに、お互いに全くストレスを感じないことが決め手かもしれないです。

AIKA：そうだね、それはかなり大きい！

物件も見つからず融資を受けるにも不安…。絶望の中で出会った「me by,,」

−お互いに居心地のいい存在なんですね。二人で独立を決めてその後はどんな動きを？

AIKA：2023年の7月に前社を退社して、フリーランスになりました。とはいえ、退社当時は出店に向けてのちゃんとした計画があったわけではなくて。フリーランスをやりながら税金関係とかお金の勉強をして、お店のことを考えていけばいいかな…くらいの見切り発車な状態だったんですよ。でも初めてフリーランスになって、やることも学ぶことも多くて、目の前のことに必死になっているうちにあっという間に年が明けてしまって。

シオン：自分たちで物件も探してみたりしましたが、なかなかいいところに巡り会えず。何より、フリーランスになってまだ１年も経っていなくて、実績がないと融資を受ける審査のハードルも高いし、融資に関する知識を一から学ぶ必要があり…。先々に起こることをまったく考えていなかったんですね。

AIKA：「あれ、私たちってこのままずっと出店できないのかな…」と、かなり不安な時期がありました。

シオン：絶望的な状態だったんですけど、サロウィンに勤めていた知り合いから、「me by,,」の話を聞いて。今年の6月に見学に行って、ここでチャレンジしてみよう！ とすぐに決断しました。

サポートを受けて、２カ月でのスピード出店が可能に

−「me by,,」を利用してみて、どんなところがよかったですか？

シオン：「me by,,」の場合、出店に必要なのはサロウィンへの保証金と内装費用くらいなので、初期にかかるコストがかなり抑えられるところですね。原宿駅前のこの立地で、この規模で…となると1,500万円以上するだろうと言われていたところを、10分の1か、それよりもっと少なく出店することができました。

AIKA：何より自分たちでは絶対にこの場所は借りられないです。そんな絶好の場所で、新しいスタートを切ることができたというのが一番のメリットだと思います。あとは、出店に向けてサロウィンの方が色々とサポートをしてくれたこともありがたかったです。たとえば保健所に同行してくれたりとか。初めてでわからないことだらけだったので本当に助かりましたね。独立までにはもっと時間がかかると思っていたのに、結果としてサポートを受けてから、２カ月でサロンをオープンできるスピード感に驚きました。

−内装も自由に決められるとか？

シオン：そうです。シャンプー台は備え付けのもので、それ以外のセット面や壁、そのほかの家具は自由に決められました。内装業者を紹介してもらって、私たちの好きなようにオーダーしていきましたね。

AIKA：二人とも韓国が好きなので、好みのテイストになるようSNSでインテリアをチェックしたりしてつくっていきました。お客さまがいらっしゃる場所なので、あたたかみがあって、居心地が良いと感じてもらえる空間になるよう意識して。お香の良い香りもこだわりの一つです。

−オープン初日はどうでしたか？

AIKA：お客さまがすごく喜んでくれたことが私たちもうれしかったです。オープンの日は、こんなにもらったことがないってくらいのお花をいただいたり、差し入れを持ってきてくださる方がいたり。「ああ、お店を出したんだなー…」って実感しました。

シオン：オープンのタイミングに合わせて、ずっと通ってくださっているお客さまが来てくれたこともうれしかったですね。たくさんの方に祝福されてお店を出すことができて、本当に幸せを感じました。

−今後はどんな展望を？

AIKA：少しずつ働くスタッフを増やしていきながら、将来的にはトータルで美容を提供できる場所を新しくつくりたいと思っています。髪も、アイも、ネイルもできるようなところをつくりたいって、ちょうど今朝も話し合っていたところです。

シオン：私たちは食べることも大好きなので、たとえばカフェを併設したりとか、食の分野でも何か広げられたらな、とも考えています。二人でやりたいことはたくさんあるので、基盤を固めながら少しずつチャレンジしていきたいですね。

独立のハードルが高いと感じている方にこそ、ぜひ検討していただきたいです

−最後に、「me by,,」をどんな美容師さんにおすすめしたいですか？

AIKA：独立したいけど、サロンを出すにはまだちょっと…、と悩んでいる人って多分すごくたくさんいるんじゃないかなと思うんです。会社をつくったり、融資を受けたり、物件を探したり、やらなければならないことを考えるとハードルは高いですよね。

シオン：でも、既に物件が用意されていて、コストも抑えてサポートを受けながら出店できるとなると、かなりハードルは下がります。特に、既にお客さまがたくさんいらっしゃるフリーランスの方で、今の状態からステップアップしたいと考える人にはいいと思います。

お店を一緒にやりたいと思うパートナーが既にいるとか、美容師としてのこだわりがあって、理想を実現させたい！と考えている中で、一歩踏み出すきっかけを探している方には、ぜひオススメしたいサービスです。

『me by,,』について詳しくはコチラから！
https://salowin.jp/me_by/