▼ プロフィール
山澤拓斗
美容師歴6年目、フリーランス美容師歴7ヶ月目。地道なSNS投稿をきっかけに、集客力が強化。自身の力を試すべく、スタイリスト歴わずか半年でフリーランス美容師へ挑む。
▼ 目次
・美容師を目指し、高校生のバイトではシャンプーデビュー
・長かった足アシスタント時代、“美容師の登竜門だ”という気持ちで乗り切った
・「SNSで集客できるじゃん」。スタイリスト暦わずか半年で、フリーランスへ
・売上200万円の到達が、自身に繋がる
・夢は、自分のお店を
美容師を目指し、高校生のバイトではシャンプーデビュー
──山澤さんが美容師になったきっかけを教えてください。
僕には2歳上の兄がいるのですが、高校生になったタイミングで、絵に描いたような高校デビューを果たしました(笑)。
おしゃれに興味を持ち、ヘアセットもはじめていましたが、純粋にかっこよくなって。ふと「美容師って素敵な仕事だな、目指したいな」って思うようになったんです。
僕もおしゃれが大好きで、中学2年生の時からヘアセットをしていましたが、この瞬間が何より楽しかった。
「美容師になろう」。そう決断し、高校生になって憧れの美容師がいるサロンでアルバイトをはじめました。
──すごい行動力ですね。理想と現実のギャップはなかったのでしょうか?
いえ、ありませんでした。むしろ期待がどんどん膨れあがりましたね。みなさん、キラキラしていたんですよ。
バイトでは受付・案内を担当していましたが、時には、シャンプーまで任せてもらうことも。ここだけの話ですが(笑)。
中学生の頃、大好きだった担当の美容師に「美容師になりたいんですけど、実際に働いてみてどうですか?」って聞いたことがあって。
キラキラした笑顔で「とても誇らしい仕事だよ」と言っていた意味が、なんとなくわかった気がしました。
長かかったアシスタント時代、“美容師の登竜門だ”という気持ちで乗り切った
──アシスタント期間が長かったと聞いています。心が折れそうな瞬間はありませんでしたか?
4年半年間、アシスタントをしていたので、苦い思いはあります。美容師あるあるかもしれませんが、今振り返れば、結構過酷でした。
朝は早いし、夜は終電ギリギリになることも。休日はセミナーに通って技術を習得していたので、休みはほぼありませんでしたから。
だけど「辞めたい」と思った瞬間は、一度もありませんでした。美容師という仕事が好きだったから。
憧れの先輩とよく話す機会がありましたが、みんなアシスタントという「下積み」を経ています。そして、誇りを持って働いていのです。
「美容師の登竜門だ。くじけず、明るい未来を考えて頑張ろう」と、自分を奮い立たせていましたね。
「SNSで集客できるじゃん」。スタイリスト歴わずか半年で、フリーランスへ
──念願のスタイリストデビューを果たし、わずか半年でフリーランスに転身したと聞きました。きっかけを教えてください。
アシスタント時代から、Instagram・TikTokを育てています。
僕の投稿をきっかけに足を運んでくれるお客さまが増えたので、フリーランスへ舵を切りたいなと思って。
「どこまで高みを目指せるか?」「果たして僕は、自分ひとりの力でやっていけるのか?」を、試してみたくなりました。
──決断力がすごい……。不安はありませんでしたか?
もちろんありましたが、好奇心を抑えることはできませんでした(笑)。
まだまだ若手だからこそ、失うものは何もない。失敗したら、また考え直せばいいという気持ちでした。
──常日頃、SNSをどのように運営していますか?
SNSを活用する美容師は、年々増えてきています。だからこそ、いかに“オリジナリティ”を加えられるかが鍵になってきます。
僕の専門は、「縮毛矯正」と「髪質改善」。
多くの投稿を眺めてみると、ほとんどの美容師が“後ろ髪”のみを載せていますが、僕はあえて“正面”で投稿しています。
こうすることでインパクトが強くなり、お客さまの興味がそそられるのです。
いろんな美容師アカウントを参考にし、ためになる情報を提供しつつ、僕のエッセンスを織り交ぜならが日々投稿しています。
売上200万円の到達が、自信に繋がる
──実際にフリーランス美容師になった感想はいかがですか?
挑戦して正解でした。
少し生々しい話をすると、僕は独立当初に「売上200万円を達成したい」という目標を掲げていたのです。そして……無事に到達しています。
31連勤をこなしたりと、なかなかハードな日々でしたが、この経験を経て「やっていけるぞ」と自信に繋がって。
もっともっと高みを目指したくなりましたね。
──シェアサロン『サロンビレッジ』に来てみていかがですか?

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