フリーランス美容師の働き方に興味はあるものの「お客様が来てくれるのか」「安定して続けられるのか」と不安を感じ、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回は、熊本でフリーランス美容師として活躍しているSALOWIN熊本上通り店・飽田優人さんにインタビュー。正社員として2社のサロンを経験後、得意のハイトーンを武器にフリーランス美容師へ転身し、売上を順調に伸ばしています。
SALOWINを選んだ理由や、フリーランスになって変化した働き方・プライベート、そして今後の目標について語っていただきました。
フリーランス美容師の働き方とSALOWINを選んだ決め手
―これまでのご経歴を教えてください。
飽田:美容学校を卒業し、正社員としてサロンを2社経験しました。今年の4月にフリーランス美容師になり、現在ちょうど4ヶ月です。
―フリーランス美容師の働き方を選んだきっかけは何ですか?
飽田:実は、もともとフリーランス美容師になろうと思っていたわけではありません。前のサロンを退社することが決まり、自然な流れでフリーランス美容師に移行しました。
―数あるシェアサロンの中からSALOWINを選んでいただいた理由を教えてください。
飽田:Instagramでフリーランス美容師さんのアカウントをいろいろ見ていたら、ほとんどの人がSALOWINを利用していました。それでフリーランス美容師といえばSALOWINだと思い、熊本にも店舗があったのでサロン見学を申し込みました。
実際に話を聞いてみたら、還元率や半個室の雰囲気など自分に合っていると感じて決めました。
―実際にフリーランス美容師として働き始めていかがですか?
飽田:とても働きやすいです。同じ店舗には他のフリーランス美容師さんもいますが、同じサロンのスタッフではないので、必要以上に気を遣うことがありません。自分のペースで働けています。
―周りの方にフリーランス美容師について聞かれることはありますか?
飽田:よく聞かれます。「自由ですごく良いよ」と答えています。
大きく変わったのは時間の使い方だと思います。以前はサロンの営業後、夜に帰宅してからSNSの編集や投稿をしていたのですが、今は予約のない時間や午後からの営業の日には午前中に作業を進められるので、時間を有効活用できるようになりました。
また、予約を調整すれば土日に休むこともできるようになり、以前からやりたかった草野球も始められました。実は美容師を目指す前、小学校から高校まで10年間ずっと野球一筋でした。趣味の幅を広げることができてとても楽しいですね。プライベートも充実しています。
―なぜ野球一筋から美容師の道に?
飽田:学生時代はずっと坊主だったので、その反動が大きかったと思います。自由な働き方ができる職業というイメージもあり、美容師を目指すことにしました。
Instagram集客で拡大|ハイトーン特化で新規客数を増加
―集客はどのようにされていますか?
飽田:前のサロンの頃から集客は自分で行わなくてはならなかったので、Instagramに力を入れてきました。ブリーチを得意としているので、ハイトーンやデザインカラーのスタイルを多く掲載しています。
―ハイトーンに注力するようになったきっかけはありますか?
飽田:前のサロンでは、最初はメンズのお客様を多く担当していました。ただ、コンテストに出場する中でレディースのブリーチの方が表現の幅が広く、お客様自身も変化を実感しやすいと感じました。
そこで、レディースのブリーチにも力を入れたいと思い、たくさんのモデルさんを集めて協力していただき、撮影して経験を積んでいきました。それをSNSに掲載することで、徐々に女性のお客様も増えていきました。
―前のサロンを退社されてからも、お客様は変わらず来てくださっていますか?
飽田:はい、ほとんどのお客様が変わらず来てくださっています。
フリーランス美容師になることはInstagramでご案内しました。お客様に直接DMをお送りしたわけではないのですが、みなさん投稿を見て来店してくださっていますね。
―SALOWINに移られてから、お客様の反応はいかがですか?
飽田:男女問わずとても好評です。半個室なので「落ち着ける」と言っていただくことが多いですね。人見知りのお客様や、以前は会話が少なかったお客様も、リラックスして話してくださるようになりました。
今まで知らなかった髪の悩みや好みも伺えるようになり、お客様のことをより深く理解できるようになったと感じています。距離感も近くなりました。関係値が深まった実感がありますね。

売上2倍&新規3倍!SALOWIN集客サポートとSNS活用の成果
―フリーランス美容師になってから売上の変化はありましたか?
飽田:最初の2か月は売上が約30万円ほどで、新規のお客様も3〜4人と正直厳しい状況で気持ちに焦りもありました。ですが、3か月目くらいから徐々に伸び始め、新規のお客様も増えていきました。現在は売上も客数も2倍以上になっています。
―SALOWINの集客サポートもご利用いただいていますが、影響はありましたか?
飽田:すごく大きいです。ホットペッパービューティーに掲載したことで予約が取りやすくなり、新規のお客様に多くご来店いただけるようになりました。今まではInstagramのDMで予約を受けていたので、予約をする際のハードルが下がったのだと思います。
シェアサロンで運営会社が集客をサポートしてくれるのはあまり聞いたことがなかったので、とてもありがたいです。
―ご自身でも集客のために工夫されていることはありますか?
飽田:Instagramに動画を多く載せるようにしています。前のサロンではオープンスペースで他のお客様やスタッフが映ってしまうので気軽に撮影できませんでした。しかしSALOWINは半個室なので自由に動画を撮影しやすいです。その効果もあり、Instagramからの集客は以前の約3倍になりました。
―単価にも変化はありましたか?
飽田:はい。フリーランスになって単価を2,000円ほど上げたことと、SALOWIN本部の方に提案していただいた髪質改善メニューを導入したことで、単価もアップしました。
前のサロンではトリートメントをされるお客様が少なかったのですが、今はブリーチをされるお客様のほとんどが髪質改善もセットでリピートしてくださっています。
結果として、以前は1万1,000〜1万2,000円程度だった単価が、現在は1万6,000〜1万7,000円ほどになりました。お客様に喜んでいただけるメニューを増やしたことが、自然な単価アップにつながったと思います。
―SALOWINが開催する技術や接客の講習も受けていただきましたが、参加してみていかがでしたか?
飽田:フリーランスになっても技術や接客を学べる環境があるのは、とても良いことだと思います。新しい刺激を受けたり、自分の技術を見直したりできるのはありがたいですね。
髪質改善を導入したのも、SALOWINの講習がきっかけでした。
―同じ店舗のフリーランス美容師さんとはお話されますか?
飽田:よく話しますね。技術的なことを共有することもあれば、プライベートの雑談をすることもあります。他の美容師さんにすすめられた薬剤を試すこともあって、良い刺激をもらっています。
今後の目標とフリーランス美容師を目指す方へのメッセージ
―今後の目標はありますか?
飽田:直近では、今年の12月までに売上100万円を達成することを目標にしています。まずは数字をしっかり伸ばすことに集中していきたいです。
―最後に、フリーランスを目指す方や不安で一歩踏み出せない方に向けて、メッセージをお願いします。
飽田:お客様が来てくれるか不安で踏み出せない方も多いと思いますが、実際には意外と大丈夫です。僕自身もほぼゼロの状態から始めましたが、行動次第で結果はついてきます。
SALOWINは働く場所の提供だけでなく、集客や学びのサポートも充実しているので、不安を感じている方も安心して挑戦できる環境だと思います。
気になる方は一度見学時に相談だけでもすることをおすすめします。
SALOWINで実現するフリーランス美容師としての新しい働き方
SALOWINの集客サポートや教育制度を活用しながら、売上・単価ともに大きく伸ばしている飽田さん。プライベートも充実させつつ、自分らしい働き方で美容師としてのキャリアを着実に広げています。
SALOWINでは、ゼロからのスタートでも安心して挑戦できるよう丁寧にサポートを行っています。フリーランス美容師を目指す方にとって、本記事が一歩踏み出すヒントとなれば幸いです。