【JEWIL吉村大輔×SALOWIN中山祐人】JEWILがALL SHAREを活用して出店した背景と今後の展望まで徹底解剖!お互いが描く美容業界の未来を対談

オーナーズボイス
12月にALL SHAREを活用してサロンを移転された美容室JEWIL。
スタッフのことを1番に考えた出店戦略とALL SHAREの利用背景、そして今後の展望について代表取締役である吉村大輔様にお話伺いました。独立志望の美容師さんや、積極的に店舗出店を進めていきたい美容室オーナー様にぜひ読んでいただきたいインタビュー記事となっております。

中山:出店して1ヶ月ですね。
実際に出店してみていかがですか?

吉村:場所自体はあまり変わらないのですが、前のお店は築47年という古いビルで、僕は13年間勤務していました。

渋谷にはセンター街や明治通り、宮益坂通りなど色々ありますが、公園通りに出店することにこだわりがありました。
公園通り沿いで、新築の綺麗なビルに出店することができてとても嬉しいです。

中山:ALL SHAREに魅力を感じたポイントはどこでしたか?

吉村:理想の物件とブランディングを壊さないクオリティのサロンを出店するには、保証金や内装費だけで5,000万円〜6,000万円ものお金が必要になってきます。

なので美容室を出店するためにはお金を貯めておかないといけません。

しかしお金を貯めている間にもスタッフはどんどん成長していきますが、出店できないと会社は成長する機会を失っていきます。

そうなるとスタッフは抜けてしまい、さらに成長スピードが遅くなってしまいます。

ALL SHAREというサービスを知った時に、その経営ジレンマが解消されて、会社の成長スピードを上げることができると期待できたので利用することを決意しました。

僕たちは目の前のお客様に集中することができ、スタッフの育成に全力を注ぐことができるので満足度を高められます。
なのですごく良いサービスだと思います。

【出会ったきっかけ】

中山:お会いして一年ほどになりますよね。
ALL SHAREを知ったきっかけは覚えていらっしゃいますか?

吉村:はじめはInstagramの広告で目にしてサービスを知りました。
その時興味はあったのですが、なんとなく面談の予約などはしていませんでした。

しかし、セミナーなどで一緒になったfifthさんやCOA PLUSさんがALL SHAREを利用して出店したというリクエストQJの記事を拝見して、責任者である中山さんに繋いでいただきました。

記事はこちら

中山:そうだったのですね!
今回大きめの箱での出店をされましたが、今後も大きめのサロンを出店していきたいとお考えですか?

今回はたまたま…ですかね。(笑)
本当は20~30坪の少しコンパクトなサロンを出店していきたいと思っています。

中山:小さすぎるとスタッフが2人やめてしまったら赤字になるということも想定できますからね。

吉村:そうなんです。
大きすぎても小さすぎてもリスクだと思うので、20~30坪のサロンで考えています。

中山:次の出店エリアも同じ渋谷の公園通りエリアでお考えですか?

吉村:次は銀座エリアで挑戦したいと考えています。

美容室経営者の友人が多くいるのですが、銀座エリアが熱い!と聞いています。
新規集客をするのであれば、銀座、新宿、池袋、の3エリアが良いと思い、今後の出店エリアとして検討しています。

僕たちのサロンの場合、ブリーチカラーを打ち出しているスタッフもいれば、ナチュラルカラーを打ち出しているスタッフ、メンズに特化しているスタッフなど全員打ち出しているものが異なります。

なので出店するエリアも多くあった方が、よりスタッフにマッチするエリアで勤務させてあげることができると思っています。

また、スタッフたちの年齢が上がって打ち出しも変化し、渋谷エリアから銀座エリアに移動したいという声が上がった時に、要望を叶えられる環境を今から準備しておきたいという想いもありますね。

中山:メンズメッシュとピンクヘアの打ち出しのイメージが強かったです。
実は全員打ち出しが異なるということに驚きました。

吉村:そうですよね。(笑)

そのイメージには理由があります。
JEWILではスタイリストデビュー後に売上目標が達成するまではサロンの打ち出しで達成してもらいます。
そのサロンの打ち出しがメンズメッシュとピンクヘアの大きな2つの軸なんです。

過去、デビューしたら完全自由にしてOKという育成方法にしたこともあるのですが、売上が伸びずやる気がなくなってしまったスタッフがいました。

過去の経験からそのようなスタッフを作らないために、デビューしたらサロンのノウハウを活用して売上を作れるように会社としてサポートをすることにしています。

なのでメンズメッシュとピンクヘアのイメージが強く感じているのだと思います。

スタイリストは売上目標を達成したら自分の好きなメニューを打ち出すことができるので、
それを目標にもできますしね。

中山:なるほど!スタッフのことを徹底的に考えられた教育の仕組みですね。
そのためには銀座、新宿、池袋への出店を叶えたいですね…!

吉村:叶えたいですね。
なので物件探しの方、何卒よろしくお願いします!(笑)

【”業界を良くしたい”という同じ想い】

吉村:今ALL SHAREサロンはどのくらいのサロンさんが使われているんですか?

中山:約20社ほどのサロン様にご利用いただいていて、店舗数は50店舗を超えました。
店舗展開されているサロン様が多いですね。

吉村:え!そんなに多いのですね!(笑)
全然知らなかったです。

どの地方が多いとかあるんですか?

中山:やはり東京や名古屋、天神などの都心部が多いですが、大分県や山口県など全国のサロンさんにもご利用いただいています。

吉村:そうだったのですね。
どこのサロンさんがALL SHAREを利用しているかわからなかったのですが、意外と多くのサロンさんが利用しているとのことで仲間のような感覚で嬉しいですね。

冒頭部分でALL SHAREのメリットをお伝えしましたが、ある程度美容室経営を経験されていたり、複数店舗の出店を経験していないとなかなか良さが伝わらないのでは?と思うのですが、実際どうなんですか?

中山:おっしゃる通りで、すでに複数店舗出店しているサロン様は一度紹介しただけですごく良いサービスですね!と言っていただいています。

しかし、過去にALL SHAREのサービス紹介をしたオーナーさんから、数年後にもう一度話が聞きたいとお問い合わせがあったりします。

吉村:そうですよね。
美容室経営者になって初めて、自分で支払うという行為をし、ここにこんなにお金が発生するのかと痛感します。

その経験からALL SHAREの良さをすぐ理解できました。

あとは、SALOWINの出店している立地の良さやビルグレードの高さ、内装のクオリティの高さは知っていたので、そもそもの会社の信用度も高かったですね。

中山:ありがとうございます。
吉村さんのサービス理解と承諾のスピードには正直驚きました。(笑)

SALOWINはシェアサロンから始まった会社なので、美容室経営者の方からは嫌がられることももちろんあります。

しかし僕たちは創業当初から
・美容師の所得向上
・労働環境改善
・一生涯働ける環境の提供
を掲げており、一個人の美容師さんから美容室経営者であるオーナーさんまで全ての美容室に従事する人が含まれます。
僕たちは時間もお金も働くスタッフのために、お客様のために使ってほしいと思っています。

吉村:なるほど。
形は異なるかもしれませんが、『美容業界を良くしたい』という思いは同じですね。

【SALOWINへの今後の期待】

中山:今後のSALOWINへの期待はありますか?

吉村:SALOWINは色々な働き方を提供されているので、JEWILをやめてフリーランスになる人もいれば、me by ,, で出店するスタッフも今後出てくるのかな?と思います。

雇用では叶えられないことだと思うので、スタッフのためになることであればその選択を全力で応援したいと思っています。

SALOWINへ期待することであれば、ファイナンスのサービスやリクルーティングのサポートをしてくれたら嬉しいなと思います。

美容室経営においてキャッシュがなくなったら終わりなので、そのような安心できるサービスがあったらさらに頼もしいなと思います。

リクルーティングに関しては、美容学生の数が減っていて、さらに美容師を目指すほとんどの生徒が女性に変わってきているそうです。
女性が働きやすい環境を自分たちは整える動きをすべきですが、スタッフを集める色々な手段を持っておきたいなと思います。

中山:ファイナンスの面に関しては常に不安と隣り合わせですよね。

ハード面はSALOWINがフォローしますが、ソフト面の資金は確保しておくべきだと思います。

そのために資金調達のサポートは行っていて、公庫からお金を借りる際に、書類のサポートやALL SHAREのサービスの説明担当として同行したりもしています。

また、経営に関する知識を深めたい方にはSALOWINの経営企画部メンバーと財務面談を毎月行うことも可能です。
追加料金などはもちろん発生しないので、そのような形でファイナンス面でフォローしています。

リクルーティングに関しては、実はもうすぐ採用管理ツールのサービスを提供する予定ですのでまたお伝えさせてください!

吉村:そうなんですね!
それは楽しみです。

今後も出店していきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします!

中山:こちらこそ末長くよろしくお願いします!
本日はインタビューのお時間を頂きましてありがとうございました!

ALL SHAREについてはこちら