関西を拠点に急成長を続けるメンズサロン「L-MARK」が、ついに東京・渋谷へ初進出。今回の出店には、サロウィンが提供する「me by,,(ミーバイ)」を活用しています。
「me by,,」は、完全に独立した2~3席の美容室が集まる空間で、初期費用を抑えてスピーディーに開業できるのが特徴。さらに個室内は自由にアレンジでき、美容室登録も可能なため、小規模開業に最適なサービスです。
今回は「L-MARK」東京進出の裏側と今後の展望について、渋谷店の松本耕基さんと岩原輝さんにお話を伺いました。
サロウィンではフリーランス美容師のためのシェアサロンだけでなく小規模〜大規模まで美容室経営のトータルサポートサービスを提供しております。 ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。 |
東京エリア初出店のスタートメンバーへの決意
―東京進出のお話を聞いたのはいつ頃でしたか?
松本:僕が聞いたのは去年の10月ぐらいですかね。社長である池谷から「東京に出店したいと思っているが、立ち上げメンバーとして行かないか?」と言われました。
大阪に持ち家もあって妻も子どももいるので、さすがに無理だと感じて最初はお断りしました。しかし、しばらくして急に来月東京の渋谷に出店することになったという話になり、色々悩みましたが自分自身を成長させるために行くことにしました。
しばらく探していたことは知っていましたが、急な出店の背景には「me by,,」があり、スムーズにオープンまで進んでいきました。
―ご家族も一緒に?
松本:僕だけ単身赴任です。正直迷いはありましたが、大阪エリアで4店舗の統括マネージャーをやってきて、次は関東全域を任せたいと言って頂けました。自分が今まで以上に「さらに大きいことができるな」と思えたことが移動を決意した理由です。プレイヤー以外の側面も試したいと思い、東京行きを決めました。
家族も理解してくれて、応援してくれているのですごく助けられています。
―岩原さんはどうですか?
岩原:僕は3か月前に社長である池谷から「東京に行かないか」と声をかけていただきました。
もともとL-MARKに入る前から、漠然と東京で働きたいという思いがありました。そして、L-MARKがどんどん大きくなっていく中で、その柱になりたいという気持ちも強くありました。だからこそチャンスだと思い、迷わず東京行きを決めました。
L-MARK、メンズサロンの激戦区・渋谷で挑戦
―東京初進出でお客様がほぼゼロからのスタートになりますが、不安はありませんか?
松本:もちろん不安がまったくないわけではありませんが、それ以上に自信のほうが大きいですね。
正直、大阪でも自己集客をしてきたタイプではなく、L-MARKの集客力で担当させていただいたお客様をリターンさせて顧客にしてきました。
なので同じことが東京でも通用すれば、仮に最初の立ち上がりが悪くても、後から十分に挽回できると考えています。
僕自身は1枠で一人一人のお客様を大事に施術していくスタイルですが、同じように積み重ねていけばきっと大丈夫だと思っています。
―やはり「L-MARK」という看板がある安心感も大きいですか?
松本:間違いなくありますね。そこは本当に大きいです。
―東京進出1号店がメンズサロン激戦区の渋谷というのはどう感じましたか?
松本:東京の美容師仲間からは「東京のやり方を知らない状態で、いきなり渋谷に出店するのはリスク高すぎる」と言われることもあり、最初は少し不安を感じました。
しかし、社長の池谷が決めたからには間違いないと思います。信頼しているので僕たちはやるだけだと思っています。
岩原:僕もL-MARK渋谷店としての心配はまったく感じていないです。自分自身の売上をどう作っていくかという点は多少不安を感じるところもありますが、将来的には絶対プラスになると思っています。
―激戦区で勝ち抜く武器は何だと思いますか?
松本:やはり接客力ですね。正直髪型は僕たちがどれだけこだわっても、お客様には細かい違いまではなかなか伝わらないと思います。
でも、接客の違いは一番感じてもらえています。だからL-MARKでは接客をとても大切にしています。
特に次回予約制度を導入しているのが大きな強みです。激戦区ではお客様がいろいろなお店を回遊しがちですが、次回予約によってお客様にまた来ていただきやすいようにします。
技術があるのは美容師である以上当たり前です。だからこそ僕たちは、渋谷エリアで接客で一番のサロンを目指したいと思っています。
岩原:僕も同じ考えです。
個人的には、センターパートなどトレンドのスタイルが得意ですし、最近は縮毛矯正にも力を入れています。そこなら他のサロンに負けずに戦える自信があるので、僕自身の強みとして伸ばしていきたいですね。

L-MARKならではの育成の仕組み
―L-MARKといえば「アカデミー制度」が特徴的ですよね。
松本:そうですね。専門学校を出たばかりの子たちが、2か月半の厳しい研修を受けて迷いなくカットできるようになります。国家試験対策はなく、カットやパーマ、接客など美容師の技術だけを徹底的に叩き込む学校のような制度です。
―美容師業界では数年間のアシスタント期間を経てデビューするのが一般的ですが、2か月半後にはもうデビューできてしまうのですか?
松本:はい、普通ならありえないスピード感ですよね。でも、スポーツ強豪校の強化合宿の美容師版のようなイメージですごく厳しいですよ。
ついてこれないスタッフは辞めても良い、それくらい本気で教育する側は向き合っています。すごく厳しいですが、それでも辞める子は一人もいません。正直何人かは辞めるだろうと思っていたのですが、みんな食らいついてきてすごいなと思います。
実際に今年アカデミーを卒業して大阪に配属された子たちは、すでにお客様の髪を切っています。何人かは次回予約も60~70%取れるようになっています。順調に行けば半年後には指名で100万円の売上を作れるように成長していく予定です。
東京進出に合わせて東京校もつくる予定です。
―なぜ厳しくても辞めずに続けられるのでしょうか?
松本:若いうちからキャリアアップしてしっかり給料ももらえる、近い未来がしっかり見えているのが大きいと思います。
たとえば新卒の子たちが10歳以上年の離れた30~40代の人に「将来稼げるぞ」と言われるのと、20代前半で「実際に稼げている」存在がいて具体的なイメージができるのとでは、捉え方がまったく違いますよね。だからこそ近い未来を見据えてゴール設定ができる、この環境こそが一番の強みだと思います。
岩原:僕としては、教育やルールがしっかり確立されているからこそ、安心して成長できる環境があることが大きいと思います。学ぶ側がキャリアアップや成長を実感できるからこそ、途中で諦めずに続けられるのだと思いますね。
L-MARKが東京で描く未来
―おふたりが考える今後の展望はありますか?
松本:3年間の計画はすでに動いていて、東京で店舗を増やしていきます。最終的には僕は大阪を拠点にして、大阪と東京をつなぐ存在になりたいですね。
そのためにも早い段階で岩原に店長を任せられるくらいまで育て、僕は採用や統括に力を入れていきたいです。
岩原:僕も東京で1プレイヤーとして売り上げを立てつつ、柱になれるよう成長したいです。最終的には松本のように統括する立場になれたらと思っています。
―今回渋谷店のスタッフは5人とのことですが、他にも大阪から東京に来たいスタッフもいたのでは?
松本:何人かいました。面談もしたのですが、漠然とした東京への憧れだけで希望するスタッフもいたので「まずは大阪で結果を出すために頑張ろう」という話をしましたね。
―では、おふたりは選ばれし5人なのですね。
松本:そうですね。(笑)
僕たち2人に加えて、東京で美容師をしていた中途のスタッフ、そして新卒が2人の計5人です。
新卒の2人については、本人たちの希望を尊重しました。まだ現場を一切知らない状態だからこそ、ゼロから東京で育てば大阪以上にすごい美容師に成長するのではないかと期待しています。最初のフィールドが東京というのは、彼らにとってすごくいいチャンスだと思っています。
―これからがますます楽しみですね。岩原さんも次期店長候補とのことで、後輩の育成も任される立場になるのでしょうか?
岩原:はい、ぜひ任されるように頑張ります。
ぜひ僕の成長も見ていてください!

新たな挑戦をサポートする「me by,,」
L-MARKの東京進出はただの新店舗オープンではなく、会社として新しいキャリアの形を示す挑戦でもあります。
スピーディーかつコストを抑えて出店できる「me by,,」を活用すれば、新たな挑戦にも全力で挑むことができます。
教育制度や接客力を武器に、L-MARKが東京の美容業界にどのような新しい風を起こすのか、今後の歩みに期待が高まります。
サロウィンではフリーランス美容師のためのシェアサロンだけでなく小規模〜大規模まで美容室経営のトータルサポートサービスを提供しております。 ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。 |