関西エリアで数多くのメンズサロンを展開する「L-MARK」。出店コスト20分の1で完全に独立した小規模美容室を開業できる 「me by,,(ミーバイ)」 や、開業資金0円でサロンオープンが可能な 「ALL SHARE(オールシェア)」 といったサロウィンのサービスを活用しながら、急速に成長しています。
スタッフ一人ひとりが挑戦できる環境を活用しながら店舗数を拡大し、関西ではトップクラスの存在に。そして今回、満を持して挑む東京進出でも「me by,,」を活用し、構想からわずか3か月で東京エリア初進出として渋谷エリアへの出店を実現しました。
今回のインタビューでは、代表の池谷義彦さんと副社長の池谷拓未さんに、東京進出を決めた背景や「me by,,」の活用法、L-MARKならではの強み、そして今後の展望についてお話を伺いました。
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構想からわずか3か月で東京での出店が実現
―まずは、東京進出を決めたきっかけを教えてください。
池谷義彦:大阪や関西では、メンズサロンとしてすでに一番の店舗数を持つところまで来ました。そこで次のステージとして新しいエリアに挑戦したいと考えました。今年中に東京に出店したいという漠然とした思いがありましたが、それが具体化したのは春頃ですね。
今年の4月、今期の目標店舗数を決めるタイミングで、東京にも進出することを正式に決断しました。
―4月に決まって7月にオープンというのは、驚きのスピード感ですね。その中で「東京でも勝負できる」と確信した理由は何だったのでしょうか?
池谷拓未:1番大きかったのは、統括マネージャーの松本が単身赴任して東京で勝負すると覚悟を決めてくれたことですね。
池谷義彦:そうですね。スタッフの想いが本当に後押しになりました。
当初は東京行きを決めてくれた松本が現地で採用活動もして、ゼロからスタートする予定でした。でも、いざ東京進出を社内で公表したら、移動を希望するスタッフが複数いて、5名でのスタートが可能になりました。
メンズサロン激戦区・渋谷を選んだ理由
―東京初出店でメンズサロン激戦区の渋谷を選ばれたのも印象的でした。
池谷義彦:大阪では最初に郊外に出店したのですが、実はすごく苦戦しました。2店舗目に出した梅田の方がスムーズに業績を伸ばせたので、東京は最初から激戦区で勝負しようと決めていました。
池谷拓未:僕が聞いた段階でも、激戦区で勝負するのはほとんど決まっていました。ただ、東京の美容室経営者のほとんどから”渋谷は物件がなかなか見つからない”と聞いていたので、いつ出店できるか正直不安は大きかったです。
―そんな中で「me by,,」での出店を決めた理由は何でしょうか?
池谷義彦:「今年渋谷に出店したい」とSNSに投稿したら、サロウィンの担当の方から声をかけてもらい、ちょうどme by,,の店舗が渋谷にできることを知りました。まだ図面もできていない段階だったのですが、人気の物件だと分かっていたのですぐに申し込みました。
これまでに物件選びを迷っている間に良い物件を逃してしまった経験が何度かあるので、出店に関する意思決定は早くできるようにしています。
いち早く決めたからこそ、一番人気の区画で10席を確保できたので良かったです。

「me by,,」を活用して感じたメリット
―L-MARK京都河原町店も「me by,,」を活用して出店されましたよね。
池谷義彦:はい。京都河原町店はテストマーケティングとして3席のme by,,でスタートしました。その後順調に集客できたので、ALL SHAREを利用して拡張移転しました。
池谷拓未:求人もたくさん集まって、結果的に今L-MARKで一番集客できる店舗になりました。
池谷義彦:出店するエリアにどのくらい見込み客がいるのかリサーチはするのですが、実際にお客様が来てくれるかは、出店してみないと全くわかりません。大きな店舗をいきなり出すことはリスクが大きいので、まずはme by,,で小規模から始められたのはすごく良かったですね。
―京都に続いて渋谷店の出店に「me by,,」を活用してみて、どのような点がメリットに感じましたか?
池谷義彦:出店を現地に行かず、遠隔でほぼ完結できたことですね。
ALL SHAREで京都河原町店を拡張移転したときは、何度か現地に足を運ぶ必要がありました。しかし今回、東京での出店が決まってから、実際に現地に来たのは実は今日が初めてです。
内装会社の方とZoomでこまめにやり取りできたので、具体的にイメージでき、不安はありませんでした。実際に完成した店舗を今日初めて目にしましたが、イメージ通りで大満足です。遠隔でこの完成度は正直驚きました。
京都での経験も踏まえて渋谷では10席の大型区画に決めたので、今後移動する必要がないと思っています。me by,,でなければ、東京進出するハードルはもっと高かったと思いますね。
池谷拓未:広さも仕上がりもすごくおしゃれで、me by,,という感じがなく、胸を張って自分たちのサロンだと言えます。
me by,, は共有部がしっかり作り込まれているので、エレベーターを降りた瞬間にお客様のテンションが上がるような空間になっています。渋谷のおしゃれなサロンで働けるのはスタッフたちも喜ぶポイントです。
―「me by,,」の小区画から「ALL SHARE」まで、サロウィンのサービスを幅広くご活用いただけて嬉しいです。
池谷義彦:実は新宿のシェアサロンの契約もしていたので、SALOWINのサービスは全種類制覇しています。(笑)

今後の展望とL-MARKの強み
―まず東京エリアは渋谷からのスタートですが、今後の展開はどのように考えていますか?
池谷義彦:東京の主要エリアに出店しつつ、1都3県にも広げていきたいと考えています。関西ではある程度店舗を展開できたので、今年以降は関東での基盤づくりが僕たちのミッションです。
東京での採用活動も進めていきます。
―次に出店するとしたら、どのエリアを考えていますか?
池谷義彦:池袋や吉祥寺、そして難しいとは思いますが新宿にも挑戦したいですね。まだ東京の地名には詳しくない部分もありますが、有名店が集まるエリアを狙いたいと考えています。
―競合が多いエリアで勝ち抜く強みは何でしょうか?
池谷義彦:正直、そこは今も課題を感じています。渋谷店のホットペッパービューティーの掲載が始まったタイミングで、もっと差別化が必要だと思いました。
ただ、僕たちのサロンはすでにおしゃれな層ではなく、いわゆる「これから垢抜けたい」という若い世代や学生さんをターゲットにしています。これからおしゃれになっていきたい子たちの背中を押してあげられる存在でありたいですね。
だから他のサロンに比べて年齢層は低めで、雰囲気もナチュラル。敷居が少し低いのが特徴かなと思います。
池谷拓未:確かにそうですね。お客様が若いのと、マンツーマン接客なので距離感が近いこともL-MARKの強みです。次回予約をしっかり取って、継続的に来てもらえる仕組みを大事にしています。
L-MARKでは技術力や人気をアピールするのではなく、一人ひとりに満足してもらい、長く通ってもらうことを大切にしてきました。その積み重ねで、大阪では郊外から市内への展開を実現しました。
東京でも同じ戦略が通用するかはマネージャー次第ですが、通用すると信じて最初に渋谷を選んだので、うまくいけば全国展開も見えてきますね。
池谷義彦:通用すれば、ですけどね。(笑)
しかし、できると思っています。
―これから東京で働くメンバーに期待していることや頑張ってほしいことを教えてください。
池谷義彦:僕としては、いきなり初速から大きな売上を作ることはあまり求めていません。それよりも大事なのはL-MARKというブランドを東京の地でどう広めていくかですね。
営業活動ももちろん大切ですが、L-MARKの名前を浸透させるような取り組みをしてほしいと思っています。
池谷拓未:僕はL-MARKのスタッフたちに夢を見せてほしいと思っています。業界的にも憧れられる美容師になってほしいし「L-MARKで東京に挑戦すれば、こんな未来が待っている」という姿を示してくれたら嬉しいですね。
給料や働き方の面でも、スタッフ自身が夢を持てる存在であってほしいです。
全国展開を支えるSALOWINのサービス
L-MARKの東京進出は、単なる新店舗オープンではなく、スタッフの想いとブランドの未来を背負った挑戦です。SALOWINの 「me by,,」 や 「ALL SHARE」 を活用することで、低コストかつスピーディーに出店を実現し、成長を加速させています。
関西から東京、そして全国へ、L-MARKの挑戦はこれからも続いていきます。
サロウィンではフリーランス美容師のためのシェアサロンだけでなく小規模〜大規模まで美容室経営のトータルサポートサービスを提供しております。 ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。 |