独立、結婚、子供、新事業・・・SALOWINだから叶う、最強のライフワークバランスを紐解く

フリーランス美容師のためのシェアサロン SALOWIN フリーランス美容師

今回取材させていただいたのは
SALOWIN渋谷店1号店に所属されている【嶋田ミキオ】さん。

独立後、結婚、お子さんの誕生、過去最高売上、コンサル業、業界紙掲載、法人設立・・・と1年間で劇的に変化していった日常。
その時々で選択と行動はどのように行われていったのか?
華麗なる結果に結びついた、嶋田さんの行動原理に迫ります!

【志の高い人が集まる場に身を置くこと】

Suga:本日は宜しくお願い致します。初めに自己紹介をお願いします。

嶋田:SALOWIN渋谷店1号店に所属してます。嶋田ミキオと申します。宜しくお願いします。美容師以外では、ULTOWA treatmentのテクニカルアドバイザーというものをさせてもらってます。

Suga:ありがとうございます!フリーランスになられた経緯もお伺いしてもよろしいでしょうか?

嶋田:美容師歴で言うと15年くらいなんですけど。同じサロンに12年くらい勤めて、お客様もたくさんいらっしゃったので、お店出せたらいいなというのは漠然と思っていました。まず、自分一人でやってみてどのくらいやっていけるのかというチャレンジで、SALOWINに入りました。

Suga:もともと働かれていたお店とエリアは被ってたんですか?

嶋田:渋谷から渋谷に来た感じです。けど、やっている業務内容が全く変わってしまいました。もともとブリーチカラーとかエクステとかを使った施術が多かったんですけど、一人で材料を管理するのにエクステとかは難しかったので、トリートメントに切り替えたんです。

Suga:そうだったんですね。

嶋田:トリートメントを深掘りしていったら、お客さんが「髪が広がる」というワードに対し、矯正とトリートメントの組み合わせというメニューを打ち出して。時代の流れというのもあって「艶髪系」が結構流行っているので、それで結構上がってきたかなと。

Suga:うまいところ、ツボをつけた感じですよね!

嶋田:SALOWINに来てなかったら前と変わらず何も変化はなかったかなと。僕がここにきて一番よかったな、と思うところが、SNS運用の技術とかそういうところではなくて、高い志を持った人間がたくさんいる環境下にいることで、追い風が吹いているような場所に身を置けているという点です。

Suga:なるほど。それぞれ覚悟を持ってフリーランスになられているというところで、意識は高い方が多い印象なんですかね?そうじゃないとやっていけない、というか。

嶋田:そうですね。なんとか結果を残したいと思ってみんな来ているので。努力の仕方とか、毎日の「やる・やらない」とかも。SNS運用も歯磨きをするようにみんなでやっています。笑
バックルームとかでも「この投稿どう思いますか?」とか「こっちとこっちだとどっちの投稿の方がいいですかね?」とかそういう会話が結構飛び交っていますね。

【フリーランスの良し悪し】

Suga:通常サロンとフリーランスをくらべてどう思いますか?

嶋田:一番の違いは、何か物事を決める時に、自分で決められることです。例えば、このカラー剤使いたい、このトリートメント使いたい、このメニューはこういう金額に設定し直したい、とかの決定速度が自分判断で切り替えが効くので。その初動の速さっていうのはすごく大切なのかなって思います。

Suga:フリーランスって一人で戦わなきゃいけない、みたいなイメージを持たれる方が多いのかなと思うのですが、最初にそういう不安とかなかったですか?

嶋田:正社員だと基本給というものがあり、頑張ればインセンティブバックもあるけど、そんなに高くない。けど、絶対に守られるっていうベースの給料があるじゃないですか。それがなくなるので、最初って本当に不安だと思うんですよね。僕もそうでしたし、最初すごく落ち込んでやばいなってなりました。
そこで諦める人と頑張る人とわかれると思うんですけど。諦める人は正社員に戻る人もいると思うし、頑張る人の中でも成功する人とダメな人とに枝分かれすると思うんです。

Suga:確かにそこで選択肢に迫られますよね。

嶋田:結果が出なかった人に共通して思うのは、不安になって、自分の行動を変えなかった人。結果が出ていないのに同じことを繰り返していても、やはり結果って出ないですよね。不安を全部行動にして、できるだけ結果が出るように毎日みんなと情報交換して、試行錯誤して、こけたら立ち上がってというのを繰り返していたら絶対成功できると思います。

Suga:独立するにあたり、絶対念頭に置いておかなくてはならないことですね。

【個の時代に備えるための、SNS運用】

Suga:フリーランスになりたい人に、これはやっておいたほうがいいということはありますか?

嶋田:今はお店ネームバリュー、ブランドサロンというよりかは、“個につく時代”になっていると思います。個人のアカウントでフォロワーが多い少ないではなくて、アクティブなアカウントにしてInstagramのエンジンはかけておいた方が良いと思います。

Suga:どこを尖らせていくかという部分の研究も含め、SNS運用っていうのに力を入れていく必要がありそうですね。

嶋田:そうですね。毎日絶対やった方がいいと思います。さっき言っていた不安をかき消す要素として、そういう行動をしなくてはいけないかなと思います。結局ちょっとだけやっても、何も変わらないので。 質より最初は量をこなしながら、質に転換していくというのが一番大切なところかなと思います。

【最強ワークライフバランス】

Suga:話は変わりますが、ご結婚されてお子様もいらっしゃると。ご家族がいる中で独立されたんですか?それとも独立されてからご結婚ですか?

嶋田: ここに(SALOWIN)きた時はまだ結婚していなくて。その後に結婚して、子供ができました。

Suga:どんなライフワークバランスで過ごされているんですか?

嶋田:サロンワークは朝の9時から夜8時くらい。早く帰れる時は7時くらいに帰って子供をお風呂に入れたりしてます。朝は毎日散歩して、夜もお風呂入れられる時は入れて。でも売り上げも人と一緒にやってしっかり上げて、という感じでやってます。いま時間を短縮して、結果を出しながら、子供を育てるってことをしています。

Suga:1日24時間という限られた中ですけど、色々な働き方、カスタムの仕方があるんですね。

嶋田:そうですね。会社に勤めていたら融通効かないと思いますね。フリーランスは今日は6時に帰って、明日は8時までやろうとか、毎日6時に帰ろう、とか全部自分で決められるし。自分で切り開くっていうのが楽しいところでもありますし、そこはしっかりできた方がいいだろうな、とは思いますね。

【SALOWINから広がる可能性】

Suga:そう言った意味で言うと可能性がすごくある場所なんですね。

嶋田:SALOWIN自体、ローリスク、ハイリターンって感じだと思いますね。仮に出店したとして、辞めたいって言ってもすぐ辞められないじゃないですか。向こう半年くらいは家賃とか払ったり、結構大変だと思うんですよね。動くのに重いですけど、こっち(フリーランス)は結構早いので。煩わしさがないんですよね、タオルとか備品とか一つとっても、ラップとか全部用意するの僕は大変だと思うんですよ。
それよりも、技術とか、僕はアドバイザーっていう仕事とか、子供のこととか考えた時に、タスクが増えれば増えるほど、自分で考えて決断する労力が、お金である程度賄えるのであれば任せて、シフトしていって、自分のやりたいことやったほうが結果が出ると思うんですよね。すみません、ずっと語ってて。

Suga:勉強になります

嶋田:いえ全然全然。笑
SALOWINの社長の阿部さんは全てわかっていて、全部水路を作ったのは本当にすごいと思います。SALOWINのインスタのアカウントがあるんですけど、それに書いてあるんですよ、こういうふうに準備したほうがいいよっていう。SALOWINがこんなに店舗展開する前の段階で。
たぶん、全部本質をわかっている方なので。SALOWINのアカウントの最初のところに結構面白いこと書いてあるので。入る前に見れたら勉強になるんじゃないかな、と思います。

Suga:私も見てとても勉強になりました。面白かったです。でも、臨機応変に行動されてて凄いですね。

嶋田:僕もそうなんですけど、ブリーチとカラーとエクステやっていたのに、いきなり矯正とトリートメントに変えるっていう。全部において行動力が要所要所で出るんですよ。
散っていく人もたくさん見ましたし、成功する人もある程度みて。散っていく人の共通点は「俺はこうだから」っていうのを貫き通して、結果が出ないままキャッシュがなくなっていなくなっていく。結果が出てる人って、「お客さんが何を求めているのか」っていうのを考えて、必要とされるものを作っているって言うことだけなんですよ、単に。
こっち側にみんな来れるように、日々サロンに来て、いい環境で、上昇志向で追い風が吹く中で学べたらいいんじゃないのかなって。それはSALOWINにゴマをすっているとかではなくて、本当に思う、僕の心の声というか、本心ですね。

Suga:色々と楽しい話をありがとうございます。

嶋田:勝手に話してましたよね。笑

Suga:いえいえ、本当に的を得たお話ばっかりで。ありがとうございました!

 

【ライター紹介】

菅原 祥(Suga)  美容師兼webライター

美容に特化した記事を多く執筆。

言語化で美容業界に豊かな風を吹かす人です。