【理想のサロンづくり】スタッフの未来を守るための仕組み

ALL SHARE|初期費用ゼロの美容室開業支援サービス オーナーズボイス

2023年4月にALL SHAREサービスを利用し、福岡に1号店を出店されたLiBro代表の榎島誠輔さん。
オープンされて間もない時期に取材させていただき、今回の出店に至った経緯や、榎島さんのサロンづくりに対する想いを伺いました。

【オープンされて2ヶ月のリアル】

Suga:本日はよろしくお願いします。早速ですが、自己紹介いただいてもよろしいでしょうか?

榎島:榎島誠輔です。福岡の美容専門学校を卒業し、福岡県内の美容室で働いていました。その後、フリーランス美容師としてSALOWINを利用し、今回ALL SHAREサービスを利用し2023年4月にLiBroをオープンしました。

Suga:オープンおめでとうございます!初出店ということで、期待や不安などがあったかと思いますが、その時のお気持ちをお聞かせいただけますか?

榎島:オープン前後のことを振り返ると、わからないことばかりだったので、とにかく目の前のことを頑張ることで精一杯でした。今では、スタッフも増え、店舗運営に慣れてきたので、少しずつ気持ちの余裕もでてきました。

【ALL SHAREを利用した経緯】

Suga:自分のお店を持ちたいと思ったのはいつ頃ですか?

榎島:美容師として働き始めた頃には、やんわりとですが思ってました。フリーランスとして働くときも視野に入っていましたが、本格的に考え始めたのは、2年ほど前からです。

Suga:今回、ALL SHAREサービスを利用しようと思った経緯を教えてください。

榎島:お店の規模や店舗数にもよりますが、何十店舗に拡大することを目指していなければ利用する必要はないと思っていました。ですが改めて、成し遂げたいビジョンを考えた時に、ALL SHAREサービスを利用する方が、実現しやすいと感じました。

Suga:その中でも、特に良かったと思われたところを教えてください。

榎島:資金面とスピード感です。
目標にしている200店舗の出店をできる限り早く実現したいと思っている中で、初期費用なく、店舗を出店できることはとてもメリットに感じました。また、個人で物件を一から探し始めるより全国に何十店舗も出店しているサロウィンさんにお任せすることで、出店までのスピードも短縮することができました。

【スタッフの将来を考えたサロン作り】

Suga:出店を考える上で、大切にしたいことはなんですか?

榎島:”美容師としての明るい未来”をしっかりスタッフに見せてあげたいと思っています。長時間労働や給与面など、世間一般からネガティブに思われている部分を改善し、スタッフ全員が美容師という職に誇りを持って働ける環境を提供したいです。その第一歩として、フレックス制度の導入や有給休暇を取得しやすいようにしています。

Suga:とても良い環境ですね!その他にも検討されている制度などはありますか?

榎島:例えばですが女性の場合、結婚してお子さんを授かる可能性もありますよね。その時に自分で、時間をコントロールしながら自由に働くことができるようにしたいです!また、働く時間だけでなく、場所にも縛られない環境も作っていきたいです!例えば、地元に帰って美容師として働きたいと思ったときに、普通ならお客様ゼロの状態からのスタートになるので、収入面での心配が出てきますよね。その時に、不安を取り除いてあげて挑戦しやすい環境を提供することで、スタッフ一人ひとりの選択肢の幅を広げてあげたいです!

Suga:スタッフ一人ひとり人生のことを考えて経営されていて、実際に僕自身も榎島さんのお店で働きたいなと素直に思いました!!

【目標は200店舗出店、そのための教育方法】

Suga:どのような理由から”200店舗出店”という目標をお持ちになったのでしょうか?

榎島:美容業界である程度のシェアを取りたい!と考えた時に、漠然とですが200店舗は達成したいなと思いました。200店舗を達成するためにスピード感を意識して動いていますが、まずは福岡である程度シェアを拡大していきたいと思っています。

Suga:今後店舗を増やしていく上で、どのようなサロンを作りたいとお考えでしょうか?

榎島:店舗内で、役割分担ができるサロンを作りたいと考えています。それぞれのスタッフが、異なる専門性の高い技術を持ち、お店全体が各スタッフにフォーカスした集客を実現できればと思っています。

Suga:そのようなサロンを目指す上で、どのような教育を考えていますか?

榎島:それぞれのスタッフが専門性が高い技術を持つサロンを目指していますが、自分が打ち出す技術の知識だけしかないと頭打ちになってしまいます。そのため、ベースをしっかりと学んだ上で、個々の技術を伸ばしていく教育を考えています。

教育には「知識教育」と「技術教育」の2つの柱があると思っています。
知識教育は、誰が担当しても価格も仕上がりも変わらないものであり、知識量を詰め込むことで提供できるサービスです。この知識教育を、基盤に個々の技術を伸ばしていきます。
ただし、単に自分の好きな技術を伸ばすのではなく、各々がどの技術なら売上を伸ばし且つお客様に満足いただけるかを考えて選択してもらいます。これが、技術教育だと思っています。

【今後の展開について】

Suga:直近の目標はどのように考えていますか?

榎島:今年中に2店舗の出店を目指していますが、まずは現在の店舗をしっかりと安定させることが最優先です。数値的に安定感が持てるようになれば、次のフェーズに進む準備が整うと考えています。

Suga:着実に一歩一歩進んでいく姿勢は素晴らしいですね。焦ることなく、時には大変な努力を重ねながら、最速で進化し続ける様子は、挑戦する人たち全てに見習ってほしい姿だと感じます。
本日はお話を聞かせていただき、色々なことを伺うことができ、大変勉強になりました!
今後もさらなる発展を願っています。この度は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

榎島:こちらこそありがとうございました。引き続き頑張っていきます!

【ライター紹介】
菅原 祥(Suga)
美容師兼webライター
“美容”に特化した記事を多く執筆。
言語化で美容業界に豊かな風を吹かす人です。