今回取材をさせて頂いたのは今年9月1日にme by ,, 原宿で美容室『’NVEMO’』をオープンした【井口 泰輝】さん。
オープンして約1ヶ月の現在の心境と、今後の展望について紐解きます。
【me by ,, きっかけで独立出店を決意】
編集部:本日はよろしくお願いします。では早速自己紹介をお願いします。
井口:今年9月1日に『’NVEMO’』を出店しました。井口 泰輝です。
本日はよろしくお願いします。
編集部:店舗名の由来はありますか?
井口:造語なのですが、フランス語で新しく生まれ変わるという意味になります。
『’NVEMO’』のお客様は黒髪からハイトーンへ大きく変わる方がほとんどです。
大きく生まれ変わる場所としてこの名前をつけました。
編集部:前から独立することは考えていたのですか?
井口:ずっと目標にしていました。
学生の頃からいつかは自分のお店を持ちたいと思っていて、その第一歩としてSALOWIN表参道店でフリーランス美容師を始めました。
ありがたいことにお客様がたくさん来てくれて、1人でお客様を担当するには限界が来たのでアシスタントを採用し複数枠でサロンワークをしていました。
さらに自分が担当できるお客様の数を増やしたいと感じ、独立出店への思いが強くなりました。
そんなタイミングでSALOWINからme by ,, (ミーバイ)というサービスが新しくできるという話を聞き、まずはここで挑戦しようと思い、出店を決意しました。
独立された美容師さんからよく聞くのは物件探しや資金集めが大変ということでした。
me by ,, (ミーバイ)の場合、初期コストを抑えて原宿駅の目の前という好立地で出店でき、出店を決めてから約3ヶ月というスピード感でOPENできました。
自己出店であれば、早くても一年後くらいになってしまっていたのではないかなと思います。
【サロンの成長を見込んで2区画で出店】
編集部:OPENしてから1ヶ月ですが働き心地はいかがですか?
井口:元々SALOWNを使ってアシスタントと3枠を契約してサロンワークをしていました。
半個室で仕切りがあるのはたくさんメリットがありますが、アシスタントとのコミュニケーションが取りづらいと感じることもありました。
me by ,, で出店したことによって1つのハコになり、そこが改善されたので僕もアシスタントも働きやすくなりました。
編集部:me by ,, で出店してよかったと思う点はありますか?
井口:1番はやはりテナント探しの必要がないという点です。
テナント探しが1番苦労するという話をよく聞きますが、me by ,, で出店する場合はもうすでに良い立地に出店できることは確定しているので区画選びで少し迷ったくらいでした。
編集部:逆に大変だったと思う点はありましたか?
井口:強いて言えば内装が間に合うかギリギリだったくらいです。
内装業者さんとのコミュニケーションがうまくいかないことがありましたが、ギリギリ間に合ったのでよかったです。
内装業者さんはSALOWINからご紹介頂き、たくさんサポートして頂いてOPENを間に合わせることができたので、自分で全て手配した場合のことを考えると少し怖いなと思います。(笑)
編集部:内装のポイントはありますか?
井口:自分自身がシンプルなものが好きで、お客様のハイトーンカラーが映える空間にしたいと思っていました。
なのでグレーとステンレスの無機質な空間でサロンを作りました。
初期設備から変えた点は白壁からグレーの壁紙を張り、壁紙に合うような床材に変更しました。
また天井からパーテーションが出てくるようにしたので、お客様に合わせて仕切りができるようにしています。
2区画を契約し5席のサロンでOPENした理由ですが、現状のスタッフ数だと3席で正直十分です。
しかし今後アシスタントが入客し始める、デビューする、スタッフが増えることを考えると5席はあった方がいいなと思い最初から大きめに出店しました。
今後への先行投資だと思っています。
【今後の展望】
編集部:今後の展望は何かお考えですか?
井口:店舗を増やしていきたいと思っています。
あと2人スタッフが増えたら5席だと足りなくなってくるので、その際はさらにもう1区画を追加するか、少し違うエリアで出店したいと思っています。
拡張移転ではなく増店する理由はスタッフたちのキャリアの幅が広がらないからです。
せっかく一緒にやっているので、できることはどんどん増やしていきたいです。
僕自身ずっと同じことをやり続けるのではなく、2年ごとくらいで新しいことに挑戦するようにしています。
約2年前にフリーランスになって、1ヶ月前に自分のサロンをOPENしました。次は新しい店舗を出すことを目標に頑張っていきたいと思います。
編集部:とても素敵ですね、応援しております!
本日はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
井口:たくさんフォローしていただいてありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。