今回取材をさせていただいたのはSALOWIN銀座Suite店の【見澤 恒樹】さん。
個室占有型空間である銀座Suite店のリアルな使い心地やお客様の反応について伺います。
【集客に力を入れSALOWIN Suiteへ】
編集部:本日はよろしくお願いします。では早速自己紹介をお願いします。
見澤:SALOWIN銀座Suite店の見澤恒樹です。
3年前にSALOWIN銀座店でフリーランスとして活動し始めて、9月1日から個室占有型シェアサロンの銀座Suite店に移動しました。
本日はよろしくお願いします。
編集部:フリーランス美容師になったきっかけはありますか?
見澤:コロナ禍で美容室が休業になった時に、自分は会社に頼りきっているなと感じました。
お客様の管理を自分でやっていきたいなと思い、フリーランスを視野に入れました。
ちょうどその時にインスタグラムでSALOWINのことを知って、空きもまだあったのですぐに利用を決めました。
編集部:その時フリーランス美容師の働き方をしている方って周りにいらっしゃいましたか?
見澤:全然いませんでした。
今はフリーランス美容師も増えたので挑戦しやすくなったと思いますが、当時は有名な美容師さんじゃないとフリーランスになれないようなイメージがあり、特にSALOWINは発信力がある有名な美容師さんばかり利用しているイメージが強かったです。
なので自分がSALOWINの銀座店で働くことを周りに伝えると、独立前のCOAの青木大地さんや脱白髪染めの三田和磨さんがいることは有名だったので、『あの人と一緒に働けるの?』と聞かれることが多かったです。
編集部:フリーランスになって大きく変わった点はどこでしたか?
見澤:自分がやりたい!と思ったことに挑戦できるスピード感がフリーランスは違うなと思います。
正社員時代は店長をしていたのでやりたいことを提案しやすいポジションではありました。
しかし会社なので当たり前ですが、まずは上司に相談をして、導入するならそのようなメニューで売っていくのか、メニュー化した時のマニュアルはどのように作成するのか、金額設定はどうするのか、などプロセスが多く、関わる人数も多いので導入するまで時間がかかっていました。
フリーランスになって、全て自分だけで決められるようになったのでここのスピード感が全然違うなと感じています。
また、それまでは掛け持ちでサロンワークしていたのがマンツーマン施術になったので、お客様の満足度は高まりました。
編集部:苦労されたことはありませんでしたか?
見澤:色々あったと思います。
まずは金額設定です。
マンツーマンになるので料金は上げないと厳しいと思う反面、失客したらどうしようという不安もあり、すごく悩みながら決めました。
また、これは全美容師の課題だとは思いますが、集客は常に苦労しているところだと思います。
年単位ではなく月単位でトレンドも変わっているので常に情報をキャッチアップして自分なりに変えて発信していく必要があるので毎日試行錯誤しています。
集客に力を入れ続けたことが結果として現れてきて、フリーランスになりたての頃と比べて1.5倍ほど伸び、継続できています。
その成功体験によって少し自信がついたのと、お客様満足度をさらに向上するために銀座Suite店への移動を決めました。
【お客様満足度の高いSALOWIN Suite】
編集部:SALOWIN Suiteへの移動を決めたきっかけはありましたか?
見澤:やはりセット面とシャンプー台が同じ個室内にあり、席移動が発生しないというのは魅力的でした。
髪質改善メニューのお客様が増えてきて、お流しの回数が多く何度も移動していただく必要がありました。髪質改善メニューに加え、カラーとトリートメントもされるお客様だと何度も立ち上がって移動していただくので負担になっていないか不安でした。
悩んでいたタイミングで銀座エリアに個室占有型の店舗が新しくできることを本部の方から聞き、移動を決意しました。
編集部:実際のお客様の反応はいかがですか?
見澤:席移動したくない方もいれば、逆に移動したい方も中にはいると思っていたのでどんな反応か少し不安なところもありました。
しかしほとんどの方が『こっちの方がいいですね!』と喜んでいただけています。
驚いたのは、シャンプー中に話すお客様が増えたことです。
僕はシャンプー中は話しかけられることもあまりなかったですし、僕からも最低限の会話にしていました。
しかしSALOWIN Suiteに移動してからお客様の方から話しかけてくれるので、気を遣わない空間にできているのかなと感じています。
またライトを個室内で調整できる点もすごく気に入っています。
シャンプー中に暗くしてリラックスしていただくのはもちろん、放置中に暗くして寝て頂いたりもしています。
たまに暗くしてホラー映画を見るお客様もいらっしゃいます。(笑)
編集部:楽しそうですね!
個室内のアレンジのポイントはありますか?
見澤:女性のお客様がほとんどなので女性のお客様が喜んでいただけるような空間ということを意識して置くものを選びました。
個室内に入ったお客様はみなさん、『見澤さんの趣味ってこういう系なんですか?』などと言われます。
メンズ感がゼロの部屋に出来ているということかな?とポジティブに受け止めています。(笑)
同じ店舗の他のスタッフさんの個室内も見せてもらったのですが、やはり女性美容師さんの方が個室内のアレンジが素敵だなと思います。
まだまだ未完成なので色々真似して1番良いお部屋にしていきたいですね。
編集部:スタッフさん同士のコミュニケーションは結構ありますか?
見澤:スタッフルームもカラーブースも共有なので、放置時間や薬剤を作る時にお話したりしています。
仕事の話以外もしますが、やはり集客の話、撮影方法の話、薬剤の話をすることが多いです。
そんなに外交的なタイプではないので、良い距離感でみなさんとコミュニケーションが取れてとても過ごしやすいです。
【今後の展望】
編集部:今後の展望は何かありますか?
見澤:半個室のシェアサロン、個室占有型のシェアサロンと経験してきて、今後は自分のお店を持つために色々学んでいきたいなと思っています。
自分のお店を持つことはやはりリスクが大きいですし、どのような形で今後のキャリアを描いていこうか考えています。
SALOWINを利用しているうちに、時間を活用して学びを増やしていきたいなと思います。
編集部:本日はお忙しい中ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。
見澤:こちらこそありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。