【自分の強みを武器に。】美容師がさらに好きになれたSALOWINでの働き方

フリーランス美容師のためのシェアサロン SALOWIN フリーランス美容師

今回取材させていただいたのはSALOWIN表参道店を利用する金崎雷太さん。
横浜、表参道のサロンで4年間経験を積み、2022年にフリーランスに転向。
アシスタント時代からフリーランス美容師として独立したいと思い、計画的に準備を進めていた金崎さん。SALOWINでの働き方を紐解きます。

【SALOWINでフリーランス美容師として歩み始めたキッカケ】

編集部本日はよろしくお願いいたします。では、自己紹介をお願いします。

金崎:SALOWIN表参道店の金崎雷太です。
横浜、表参道のサロンで4年間経験を積み、1年前の8月に同じ表参道エリアでフリーランスとして独立しました。

編集部SALOWINで働き始めた経緯を教えてください。

金崎:元々アシスタント時代からフリーランスになりたいと思って美容師を続けていたのですが、実際にどこで始めようか調べた時にシェアサロンの情報が大量に出てきました。
正直どこを選べばいいか分からず、SALOWINでフリーランスをしている友達に相談したところ、それなら同じ場所で働こうと紹介してもらったのがきっかけです。

編集部いつ頃からフリーランスという働き方を視野に入れていましたか?

金崎:実は美容師になったときから考えていて、”25歳までにはフリーランスとして独立する!”という目標を立てていました。

その目標を達成するために、
①●歳までにはサロンに頼らず自分でお客様を呼べる力をつける。
②●歳までには平均指名売上●万円を目指す。
といった計画を入念に立てて実行していました。

顧客様の半分を失客したとしても、最低限の売上の目処がたったので、
24歳で念願のフリーランスへ転身しました。

編集部かなり計画的に行動されていたのですね!

【フリーランス美容師として働き始めて】

編集部フリーランスとしての働き方は慣れるまで大変でしたか?

金崎:そんなことはなくすぐに慣れました。、とても合っていると感じました。
正社員時代、僕は1人で考えて行動することにやりがいを感じるタイプで、人に指示をされて動くことが苦手でした。今思い返すとあまり組織に向いていなかったのかもしれません。
フリーランス美容師になって、自分で考えて自由に行動できる環境に変わり、美容師という仕事にとても楽しさを感じています。

編集部フリーランスに向いていたのですね。
独立前、不安に感じていたことはありませんでしたか?

金崎:前働いていたサロンは様々な集客媒体を利用していて、HPBのランキングも常に上位というサロンだったので、そこにいれば集客には困らないと言った環境でした。
フリーランスになると集客はInstagramがベースになりますし、独立したときにお客様が再度来店いただけるかという不安は感じていました。
ただ、ずっと発信を頑張ってきたのでお客様はみなさん来店していただけたので、とても安心しました。

編集部Instagramでの発信で、他の美容師さんと違いを出すために行ったことはありますか?

金崎:大体の美容師さんは、お客様のヘアスタイル、自分のファッションやメイクなどを中心に載せているかと思います。
僕の場合はそれだけじゃなくて、お客様との楽しそうな様子を載せるようにしています。
表参道は初めてだと行きづらいと思っている方には人柄や雰囲気を知る機会に繋がり、新規のお客様からのご予約が増えました。

日本人だけでなく、韓国人、中国人のお客様も旅行がてら来てくださいます。

編集部お客様への告知はどのようにしていましたか?

金崎:退社する3ヶ月前から絶対直接口頭でお伝えするようにしました。
表参道のエリアは変わらないですが、HPBから知ってくれたお客様もいるので、予約のサイトが変わることやお店の場所などを念入りにお伝えしました。

【SALOWINを利用して変化したこと】

金崎:僕はキャラクターが濃いのですが(笑)、フリーランスになってからはInstagramのみでの集客に変わったので、自分と本当にマッチするお客様だけが来るようになり、リターン率が上がりました。

お客様はInstagramで、まずヘアースタイルの写真を見て次に行くサロンの候補に入れ、その後に他の投稿を見ると思います。
その時に自分のキャラクターを全面に出した投稿をみて、このキャラクターにネガティブな感情を持つ人は僕を指名しません。

前のサロンでは集客媒体のかっこよく撮影したスタイリスト写真しか見ていないので「あれ?この人こういう感じ?イメージと違う?」と言った表情をされる方もいました。(笑)

今は本当に自分と合うタイプのお客様だけが自分を指名してくれるので、お客様も苦しまないし、自分も傷もつきません。

編集部マンツーマンになったこともあってさらにお客様と深く接することができるようになりましたか?

金崎:僕を指名してくれるお客様は、僕に似ててよく話すお客様ばかりです。
自分と似ているというポイントと、マンツーマンで長い時間一緒にいるので必然的に仲良くなれていると感じています。

編集部営業時間は決めていますか?

金崎:営業時間は11:00から19:00で週休二日にしています。
甘えと言われるかもしれないですが、朝が苦手なのでお客様にはご協力頂いてます。
フリーランスになって変に空き時間があると勿体無いので、なるべくお客様にはご協力頂いて空き時間が出来ないように予約管理をしています。

お客様たちも仲良いし、金崎さん1人だもんね、とみなさん協力頂いてます。
感謝でいっぱいです。

【今後の展望、フリーランスを検討されている方へ一言】

編集部今後の展望はありますか?

金崎:25歳になって色々考えるようになりました。
自分のサロンを持つのもいいな、海外で活躍する美容師になるのもいいな、ヘアメイクなどサロンワーク以外のことにも挑戦してみたいな、など色々挑戦してみたいと考えています。

編集部金崎さんの周りでフリーランスを視野に入れている人はいますか?

金崎:最近増えてきました!
相談をされたりするのですが、薬剤の発注が不安という声が多いですね。
SALOWINがディーラーさんやメーカーさんを紹介してくれますし、発注方法もとても簡単に感じています。大体の方が自分の打ち出しが決まっているので、特定の薬剤を定期的に発注する方がほとんどだと思います。なので誰も苦労している所は見たことないですね。
悩むことではないよ!と思っています。

編集部フリーランスになりたい方に向けて準備すべきことはなんだと思いますか?

金崎:まずSNSで発信することは絶対にやるべきことだと思います。
前のサロンは撮影のレッスンに力を入れていて、写真の撮り方や画角など勉強させてもらいました。
独立した今も投稿を作るときに役立っているので、学べる環境を提供されている方はしっかり学んでおくべきだと思います。

編集部金崎さんはどんな方がフリーランスに向いていると思いますか?

金崎:どんな方でもなれると思います!
ただ逆に、安定思考、完璧主義の方は難しいかもしれません。
毎月同じお給料じゃないと不安を感じる、1ヶ月だけ売上がいつもより低くて落ち込む、と言った方はフリーランスの環境は辛く感じると思います。
お客様は、明確な理由等はなく、なんとなくな理由でも失客します。
売上も季節要因で変動がありますし、1ヶ月売上が減っても1年でみて目標を達成していたらいいや!と楽観的に考えられるメンタルの強さは必要です!

編集部フリーランスになりたいけど、悩んでいる方へ一言お願いします!

金崎:表参道は美容室が大量にあるので技術だけでは勝負出来ないと思います。
僕はキャラクターが濃いことを武器に発信し、指名してくれたお客様がファンになってくれて毎月来てくれています。
また会いたい、行くと元気になれる、と思ってもらえるような人柄をもっと出していくべきだと思います。
独立する前から指名してくれるお客様一人一人にしっかり向き合って、その人のための技術と空間を提供すれば自ずとお客様はついてきてくれます。

もっと美容師を楽しむためにもフリーランスにぜひ挑戦してみてください!

編集部本日はありがとうございました!今後もよろしくお願いいたします!

金崎:こちらこそありがとうございました!