今回取材をさせて頂いたのはSALOWIN表参道Suite店で活躍されている【神尾 栞】さん。
SALOWINでフリーランスを始め、一度は正社員サロンに戻ったものの、再度SALOWINでフリーランス美容師を再スタートさせた神尾さん。
フリーランスになった当初の心情と現在の心情の変化を伺いました。
【マンツーマン施術×半個室空間の魅力】
編集部：本日はよろしくお願いします。では早速自己紹介をお願いします。
神尾：SALOWIN表参道Suite店の神尾栞です。
新卒のサロンで6年間勤務し、その後SALOWIN渋谷KITAYA PARK前店でフリーランス美容師として独立しました。
その後一度正社員サロンに移り、1年後にSALOWINで再びフリーランス美容師になることにしました。
本日はよろしくお願いします。
編集部：フリーランス美容師の働き方に興味を持ったきっかけはなんでしたか？
神尾：常に忙しいサロンで働いてきて、もう少し気持ちに余裕を持ってゆったりと働きたいなと思っていました。
お客様も自分とタイプが似ている方が多く、アシスタントと話すことが苦手な方や、周りが気になるという方が多くいらっしゃいました。
お客様満足度と自分の働きやすさを考えるとマンツーマン施術で、半個室の空間で美容師ができるSALOWINの空間が魅力的でした。
シェアサロンといえばSALOWINだと思っていたので、そのままサロン見学の予約をしました。
編集部：一度、フリーランスから正社員に戻られたと思いますが理由を伺ってもよろしいですか？
神尾：正社員からフリーランスになって、時間もお給料面も余裕が持てるようになりました。
しかし、自分に甘えてしまって、集客やSNSの更新を怠ってしまいました。
このままだと良くないと思い、自分を甘えさせないために正社員サロンへ移動する決意をしました。
シェアサロンの次に働いたサロンもマンツーマンで接客できるサロンだったのですが、人数が足りていたため、お店のために何か行うというよりも、自分の集客のために時間を使うことがほとんどでした。
『なぜ私はここで働いているんだっけ？』『フリーランスの方が自分らしく働けるかも！』と考えるようになり、再度SALOWINでフリーランス美容師を始めることにしました。
編集部：そのような背景があったのですね。
正社員の働き方とフリーランスの働き方で大きく異なると感じるところはありますか？
神尾：たくさんあります！
大きく分けると2つありまして、1つが自分の時間が増えました。
時間の拘束がなくなったことで、時間を有効活用することができるようになりました。
予約が空いている時に済ませたかったことができたり、予約と予約の間が数時間空いていたら、愛犬との大切な時間を過ごすことできています。
働く日数でいうと正社員時代より増えているかもしれませんが、予約が入っていない時間は自分のためにもお仕事のためにも自由に使うことができるので、すごく充実しています。
2つめはメニューや打ち出しを自分で好きなようにカスタマイズ出来ることです。
自分が気になっている施術や商材を積極的に取り入れることができるので、お客様が気になっているメニューを提供することができます。
正社員サロンだと、ブランディングに合わないメニューは絶対的に導入されないので、そのような点はフリーランスだから出来ることだなと感じています。
【自己ブランディングを活かしたSNS集客】
編集部：お客様の反応はいかがでしたか？
神尾：冒頭でもお伝えした通り、私自身も、来てくださるお客様も、周りが気になって会話しづらいという悩みがありました。
SALOWINでフリーランスになって、半個室空間で施術出来るようになったので、私もお客様も今まで以上にお話できるようになりました。
個室になって嬉しいとお客様も言ってくださるので、改めてフリーランスになって良かったなと感じています。
編集部：今回個室占有型のシェアサロンであるSALOWIN Suiteに移動されましたが、使い心地はいかがですか？
神尾：本当に良くて大満足です。
私は周りをすごく気にしてしまうタイプなので、シャンプー台が混み合っている時や、廊下でひととすれ違う時に、色々と考えてしまいました。
しかしSALOWIN Suiteは個室占有型なので、お客様と自分だけの空間ですし、入室と退室の時以外お客様は移動は発生しません。
無駄に考えすぎてしまうストレスから解放され、より集中してお客様に向き合えるようになりました。
SALOWIN Suiteに移動して、お客様もお話しが好きな方は今まで以上にお話ししてくださるようになり、落ち着いた空間なので眠られるお客様もいらっしゃったり、それぞれが過ごしやすいようにされています。
個室内のアレンジはまだまだ途中ですが、お客様もリラックス出来る空間になっているようで嬉しいです。
編集部：集客はどのようにされていますか？
神尾：アシスタント時代からInstagramで発信して集客しています。
一度アカウントを削除してしまったので、フリーランスになって0から始めました。
フォロワーが少なすぎるアカウントよりも、ある程度フォロワーがいた方が信頼できるアカウントになると感じたので、まずはフォロワーを増やす動きをしました。
毎日投稿し、ヘアスタイルの投稿と自分のヘアアレンジの動画とメイクやファッションの投稿を続けました。
自分のお客様が好きな女性らしい柔らかい世界観で統一感を出すことを意識しました。
フォロワーが一定数増えてから、TikTokの運用も始め、Instagramへの導線として運用しています。
ほとんどのお客様がInstagramをみてご予約いただいますが、TikTokは認知を広げる手段として、今後も続けていきたいと思います。
【今後の展望】
編集部：今後の展望は何かお考えですか？
神尾：新しいメニューを提供し、お客様満足度を高めていきたいと思っています。
せっかく個室空間に移動したので、今流行りの耳つぼジュエリーや、定番化できるヘッドスパメニューなどの提供を考えています。
耳つぼジュエリーは講習にも申し込んだところなので、すぐにメニュー化出来るように頑張ります。
編集部：最後に、フリーランス美容師になりたいと考えている方にアドバイスをお願いします！
神尾：誰でも初めて挑戦することは不安だと思います。
始めてしまえばその不安は少なくなりますし、不安=新しいことに挑戦している！と前向きにとらえられることもできると思います。
私は施術に対してよりも、確定申告が1人で出来るか…などの部分が不安でした。
不安なことは本部の方や同じ店舗の美容師さんに相談することで解決に近づきますし、挑戦する勇気を出せば満足出来る働き方が出来やすくなると思います。
編集部：素敵なアドバイスありがとうございます！
これからもよろしくおねがいお願いします！本日はありがとうございました！
神尾：こちらこそありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします！