フリーランス美容師に興味はあるけれど、集客や収入に不安があってなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、正社員として約7年間の経験を積んだのち、SALOWIN渋谷Caldo店でフリーランス美容師として活動している吉冨まみさん。フリーランス美容師への転身に迷い続けた時期もありましたが、今では「もっと早く挑戦しても良かった」と振り返ります。
インタビューでは正社員時代に感じていた働き方への違和感や、フリーランス美容師に踏み切れなかった理由、そして挑戦を決めたリアルなきっかけについて語っていただきました。

お客様一人ひとりと向き合うためにフリーランス美容師に
―これまでのご経歴を教えてください。
吉冨:これまで2社のサロンを経験し、正社員として渋谷・表参道エリアで約5年間働いてきました。
そして2025年8月から、SALOWIN渋谷Caldo店でフリーランス美容師として活動しています。フリーランス美容師歴はもうすぐで半年です。
―正社員時代は、どんな働き方をされていましたか?
吉冨:同時に2~3枠で複数のお客様を担当することがほとんどでした。アシスタントに入ってもらいながらサロンワークをしていましたが、「どんな話をしているかな?」「仕上がりは大丈夫かな?」と常に気を張っていました。
営業後に後輩のレッスンを見ることも多く、体力的にも精神的にも余裕はあまりなかったですね。
―その中で、フリーランス美容師を意識し始めたきっかけは何ですか?
吉冨:一番のきっかけは、「もっとお客様一人ひとりと丁寧に向き合いたい」という気持ちでした。マンツーマンで施術をする方が、自分が大切にしたい接客や技術、空間づくりがきちんと伝わると感じました。
実はSALOWINさんからは、2年ほど前からお声がけをいただいていました。ただ、その当時はなかなか踏み切れずお断りしたのですが、今振り返ると「もっと早く挑戦しても良かったな」と思っています。
―すぐに踏み切れなかった理由は何ですか?
吉冨:一番大きかったのは、やはり集客への不安です。SNSでの発信はしていましたが、本当にフリーランス美容師としてやっていけるのか、正社員の方が安心なのではないかという気持ちが拭えず、踏み切れずにいました。
―そこから、なぜ挑戦しようと思えたのでしょうか?
吉冨:常連のお客様が増えてきたことが大きかったですね。最初にお声がけいただいた頃は集客ができるようになってきたタイミングだったので新規のお客様が中心でした。しかし、時間とともに、そのお客様たちがリピーターとなり、顧客様となり指名のお客様で売上が安定してきました。
新規集客にも取り組みながら、常連のお客様も増えてきて、「これならフリーランス美容師としてやっていけるかもしれない」と思えたことが、挑戦を決めた理由です。

SALOWINを選んだ理由と実際に働いて感じた魅力
―数あるシェアサロンの中から、SALOWINを選んでいただいた理由を教えてください。
吉冨:他のシェアサロンも見学しましたが、内装や空間の雰囲気、設備面を含めて、SALOWINが一番魅力的だと感じました。備品も揃っていて、フリーランス美容師として働き始めるハードルが低い点も大きかったです。
また、さまざまな美容師さんが在籍していて、SNSが得意な方も多いので、分からないことを相談しながら成長できる環境だと感じました。
ちょうどSALOWIN渋谷Caldo店がオープンするタイミングだったことや、前のサロンからも適度な距離で、大きくエリアを変えずに働けるのも決め手になりました。
―実際に働いてみていかがですか?
吉冨:半個室なので、他のお客様やスタッフの視線を気にせず施術でき、お客様との会話も自然に増えました。
また、空間がきれいなので写真も撮りやすく、どこで撮影してもお店の雰囲気が良いことが嬉しいですね。
―SALOWINへの移動について、お客様にスムーズにご案内はできましたか?
吉冨:直接お会いできたお客様には退社のご挨拶をし、サロンの名刺に載せていたInstagramを教えて連絡手段を確保しました。
もともとSNSやLINEでつながっていた方も多く、約8割のお客様が引き続き通ってくださっています。本当にありがたいです。
―移動後のお客様の反応はいかがですか?
吉冨:半個室になって喜んでいただけることがとても多いです。以前はあまり会話が多くなかったお客様も話してくださることが増え、「居心地がいい」「相談しやすい」と言っていただけます。
また、立地面でも渋谷駅だけでなく明治神宮前駅からもアクセスできるようになり、「前より通いやすくなった」と言ってくださるお客様もいます。環境が変わったことで、お客様の満足度はかなり上がっていると思います。

フリーランス美容師になって変わった働き方と収入
―フリーランス美容師になって、働き方はどう変わりましたか?
吉冨:一番大きいのは、時間の使い方ですね。お客様を入れる時間も休みも自分で決められるので、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなりました。
全体的に仕事のしやすさが増して、プライベートの時間がしっかり取れるようになったと感じています。
―プライベートの時間はどのように変わりましたか?
吉冨:自分でお休みを決められるので、閑散期には連休を取って出かけることもあります。その体験がお客様との会話にもつながって、コミュニケーションもより深くなりました。
―営業時間はどうされていますか?
吉冨:平日は10時から21時まで、土日は9時から21時までにしています。正社員時代はお店の営業時間が19時まででも、その後に後輩のレッスンを見る必要がありました。今はその時間もお客様を担当できるようになり、より効率的に時間を使えるようになったと思います
―フリーランス美容師になってから使う薬剤やメニューは変えましたか?
吉冨:変えました。私はラベンダーカラーを推しているのですが、自分が一番良いと思える紫の薬剤を選べるようになりました。自信を持っておすすめできるようになりましたし、他の美容師さんに相談しながら、新しい薬剤を試す機会も増えています。
店販についても、以前はサロンの自社製品のみでしたが、今は自分で試して良いと感じたものや、SALOWINでおすすめされたアイテムを取り入れています。
メニューは大きくは変えていませんが、これまであまり力を入れていなかったトリートメントは強化したりしています。種類を増やしたことで、お客様一人ひとりの髪質や悩みに合わせて提案できるようになり、満足度も上がっていると感じています。
―売上や収入面に変化はありますか?
吉冨:マンツーマン施術になったことで、客数や売上だけを見ると正社員時代より少し下がりました。ただ、還元率が大きく変わったので、収入面ではかなり上がっています。嬉しいです。

新規集客と客層の変化。SNS集客とエリア特性で広がったお客様との出会い
―新規集客はどのようにされていますか?
吉冨:Instagram経由で来てくださるお客様が多いですね。正社員時代から発信はしていましたが、フリーランス美容師になってからはより一層SNSに力を入れ、やりがいを感じられるようになっています。
SALOWINにはSNSに強い美容師さんも多いので、相談しながら試行錯誤できる環境も助かっています。
―客層に変化はありますか?
吉冨:女性が9割、男性が1割ほどで、基本的な客層は大きく変わっていません。しかし、外国人の方が多いエリアということもあってなのか、最近は新規で海外のお客様が増えました。
台湾のお客様が来てくださり、そこからご友人を紹介していただいて、何人か通ってくださっています。台湾から旅行中に来店してくださったこともあり、とても嬉しかったですね。
海外のお客様はコミュニケーションの難しさはありますが、その分カウンセリングの時間を長めに取るようにしています。施術時間を自分で調整できる環境だからこそ、国籍に関係なく、一人ひとりと丁寧に向き合えると感じています。

今後の展望とフリーランス美容師を目指す方へのメッセージ
―今後の展望について教えてください。
吉冨:来年を目安に、完全個室のSALOWIN suiteへの移動を検討しています。シャンプー台が個室内にあるので施術中の移動がなく、お客様にとっても負担が少ない点に魅力を感じています。
将来的には、小規模でも自分のお店を持つという選択肢も考えています。小規模美容室の出店をサポートする「me by,,」にも興味があり、情報収集をしているところです。出店するということはかなりリスクではありますが、サロウィンにはたくさんのサービスがあるので女性美容師でも色々やりたいことが広がっていいな、と感じています。今後もできるだけ渋谷・表参道エリアで活動を続けていけたらと思っています。
―最後に、フリーランス美容師を目指す方や不安で一歩踏み出せない方に向けて、メッセージをお願いします。
吉冨:最初は不安も多いと思いますが、やってみると意外となんとかなることが多いです。
SALOWINは備品の貸し出しや材料費はもちろん、集客についての講習などのサポートも整っていて、挑戦しやすい環境だと思います。迷っているなら、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいですね。本当にやってよかったと思える働き方だと思います。

SALOWINで叶える自分らしいフリーランス美容師の一歩
マンツーマン施術や半個室空間のもと、お客様一人ひとりと丁寧に向き合いながら、自分らしい働き方を実現している吉冨さん。時間やメニュー、使用する薬剤を自分で選べる環境は、技術や接客への自信にもつながっています。
還元率の高い仕組みや充実したサポート体制が整ったSALOWINなら、不安を抱えている方でも、無理なく一歩を踏み出せるはず。今の働き方に少しでも違和感を抱いているなら、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

