| こちらの記事はre-quest/QJ の記事を転載しています。 元記事はこちら(https://www.qjnavi.jp/special/trend/salowin_bingo/) |
2023年に渋谷にオープンし、認知度急上昇中の「BINGO HAIR WORKS(ビンゴヘアワークス)」。「理容と美容のハイブリッドメンズサロン」というコンセプトどおり、理容と美容のWライセンス取得者や、理容師、美容師、特殊ヘアなどオールジャンルに対応できるスタッフが揃い、幅広いメンズ層の支持を集めています。
彼らは今後のさらなる展開を見据えて、シェアサロンやALL SHAREおよびme by,,などの出店サポートサービスを展開しているサロウィン株式会社(以下「サロウィン」)との共同プロジェクト「FC BOOST」をスタートさせます。FC加盟店になれば、BINGO HAIR WORKSの技術やマネージメントをそのまま享受でき、かつサロウィンの物件調達・サロン運営サポートを受けて出店できるというサービスです。
その狙いや戦略について、BINGO HAIR WORKS代表の小池連太郎(こいけれんたろう)さん、折笠彪雅(おりかさひょうが)さん、そしてサロウィンの中山祐人(なかやまゆうと)さんを交えてお話ししていただきました!
※「FC BOOST」:FC出店を加速させ、より共に成長を目指せる関係を構築できるサービス。詳しくはこちらから。

(写真左)
サロウィン株式会社 執行役員/中山祐人(なかやま ゆうと)
1992年生まれ。美容専門学校卒業後、有名サロンにて約5年半美容師として活躍。その後株式会社リクルートを経て、サロウィン株式会社の立ち上げから参画。
(写真中央)
BINGO HAIR WORKS代表/小池連太郎(こいけれんたろう)
東京都出身。資生堂美容技術専門学校卒業。都内有名サロンを経て、現PELEのRYUSEI氏と共にBelezaの立ち上げに参加。2023年に、同グループ内で初のメンズサロンBINGO HAIR WORKを立ち上げる。
(写真右)
BINGO HAIR WORKSトップスタイリスト/折笠彪雅(おりかさひょうが)
山形県出身。資生堂美容技術専門学校卒業。都内有名サロンを経て、都内メンズサロンで店長等の要職を経験。その後、専門学校時代からの友人である小池氏と共にBINGO HAIR WORKSの立ち上げに参加。
理容と美容のハイブリッドで、生涯通ってもらえるサロンを
−BINGO HAIR WORKSを牽引する立場であるお二人は、元々は老舗レディースサロンの出身だとか。メンズスタイルに興味を持ったきっかけは?

小池:折笠とは専門学校時代からずっと仲が良い友人なのですが、2017年にシュコーラムというオランダのバーバーのヘアショーを二人で見に行ったことがきっかけです。もう、本当にかっこよくて。その後スタイリストになってブランディングに悩んだ時に、そのヘアショーの影響もあって思い切ってメンズに振り切ろうと。もともとカットが1番好きだったということもあります。
折笠:僕は高校の頃からずっとメンズスタイルに興味があったんですが、そのヘアショーを見たことで、方向性が定まりましたね。それくらい衝撃的でした。
−二人とも理容師免許も取得されたんですよね。

折笠:単純に剃刀を使いたかったというのもあるんですが、理容のルーツをちゃんと知りたいと思ったんです。美容しか学んでこなかったので、実際に理容を深く学んでみると、こんなにも考え方やアプローチが違うんだなって新たな気づきになりました。
小池:僕はメンズスタイルに振り切ると決めた時に、刈り上げを極めたいなと。ならば理容免許を取得しない理由もないし、何かやらなければと思っていたタイミングだったんですよね。二人とも働きながら通信に通って、1年半で取得しました。
−その後、お二人はそれぞれ違うメンズサロンで働き、2023年にBINGO HAIR WORKSを立ち上げることになるわけですね。

小池:BINGO HAIR WORKSの前身は、Beleza HOMMEというBelezaのメンズサロンで、僕はそこに所属していました。店舗を移転して拡張するタイミングで屋号を変えて新たにスタートを切ることになったんですが、屋号を変えたのは、新たな気持ちでチャレンジしたいと思ったからです。というのも、理容の専門学校時代に同じクラスの人と話していると、美容のいわゆる有名店や、著名な美容師を全く知らないんですね。本当に世界が違うんだなと感じて。世界が違う場所に挑んでいくならば、これまでのサロンのブランド力に囚われる必要もないのかなと。
折笠:むしろ、何も知らないところから、何か勢いのある新しいブランドが出てきたなと思ってもらえるんじゃないかなと。オーナーに猛抗議して、屋号を変えました(笑)。オーナーとしても、僕たちのそのやる気と、可能性を感じてくれたみたいです。
小池:BINGO HAIR WORKSは、あくまでベースは美容でありながら、理容のエッセンスをしっかりと取り入れた「美容と理容のハイブリッドサロン」がコンセプトなんですが、オープンから1年と少し経って、まさにそのコンセプトを体現しているお店になったなと思います。
今のところWライセンス取得者は僕たち二人だけですが、今後理容師免許を取得するスタッフも何名かいますし、逆に理容師免許のみのスタッフもいます。理容と美容のスタッフの割合は半々くらいですかね。メンズに特化しているというだけで、ピンポイントの技術で集客をしていなくて、できるスタイルのジャンルは幅広いです。特殊ヘアもできますし。

折笠:メンズサロンというと、回転率が高くて、若い学生の顧客が多くてっていうなんとなくのイメージがあるのかな、と思うんですが。それでいうとうちのサロンは、ある意味ブルーオーシャンと言えるというか。客層が本当に幅広いんですよ。渋谷に住んでいる30〜40代の経営者をはじめとして、アクセスが良いので20代の若い学生、会社員、観光客もいらっしゃいます。50代以上の方も多いですね。大人のゆったりと過ごせる社交場としての嗜みもありつつ、若いお客さまも僕たちにベクトルを向けてくれる。男性が生涯このサロンに通ってもらえるような、そんな店作りを目指しています。
−渋谷の店舗が順調な中で、今年はサロウィンさんと組んで「FC BOOST」をスタートさせるそうですが、その理由は?

小池:このブランドを、もっと世の中に浸透させていきたいからです。それも、例えば2年で10〜20店舗とか一気に出店して、スピーディーに広めていきたい。そうすると、自社だけではなかなか難しいんですよね。パートナー探しや物件、資金面などの問題があるので。その僕たちでは難しいハード面をサロウィンさんが解消してくれて、僕たちはノウハウや教育面を提供できる。サロンを運営するのに必要なすべてがパッケージ化されていたとしたら、FCオーナーをやってみたいと思う人が増えるのではないかと。あくまで美容室に+αするイメージなので、理容師免許が必須なわけではありません。
折笠:メンズ市場って、レディースに比べればまだまだマーケットが狭いので、そこを広げていきたいという狙いもあります。そのために、カリスマ性のあるスタッフを多く育てて世に出していきたい。それに、ちょうど僕たちくらいの30歳前後から独立を考えるケースって多いと思うんですが、物件も見つからなければ融資もおりない、というパターンは結構よくある話。そこにサロウィンさんのような強力なパートナーがいて、僕たちのノウハウもあって、という状態ならば、「面白そう、やってみたい」と思ってくれるんじゃないかなと。
開業したものの悩む経営者に向けて、「FC BOOST」を提案したい
−ここからはサロウィンの中山さんにもお話を伺っていきたいのですが、BINGO HAIR WORKSと「FC BOOST」をスタートさせることになった経緯とは?

中山:僕は全国を出張で回る機会がすごく多いのですが、どこに行ってもメンズのヘアスタイルっていわゆるバーバースタイルというか、刈り上げが本当に多いんですよ。若い学生も、ビジネスマンも含めて。そんな需要の高いスタイルを作れるメンズサロンと組みたいと思っていたところにご縁があって、トントン拍子に話がまとまりました。
それと、これも全国を回る中で気づいたのですが、開業したもののちょっとつまづいているオーナーさんとか、もう少し何かやりたいけど一歩踏み出せない美容師さんとか、そんな方が非常に多いということ。今後の経営を模索している人たちに、教育などのソフト面と物件や資金などのハード面が仕組み化された「FC BOOST」を提供できれば、彼らのサロンもよりスケールしていくだろうと感じたことも大きいです。
折笠:出店エリアに関しては、今は渋谷にありますが、オールジャンルのメンズスタイルに対応できるので、場所はどこでも勝負はできると思っていて。街の人にしてみれば、普通に床屋さんができた感覚に近いんじゃないですかね。男性が多いエリアであれば、都心にこだわる必要もないし、むしろ地方や郊外のほうが需要は高いのではないかと。工業地帯とかもいいですよね。
中山:彼らが狙っている地方や郊外のエリアは、テナントに空きがあるし、物件待ちでいつまでもスタートが切れない、なんてこともないんです。
それに、メンズサロンという特性上、材料費はほぼかかりません。その上、開業資金0円でサロンオープンができるサービス、「ALL SHARE(オールシェア)」を使った出店になるので、イニシャルコストも最小限。チャレンジしやすくキャッシュフローもいい。そんな経営をしていけます。
この「FC BOOST」を利用してFCオーナーになった場合、サロウィン側に店舗の利用料を、BINGOさん側にロイヤリティを払うことになるんですが、それがあったとしても、普通にカラーサロンをやる以上の営業利益を出すことができます。

小池:材料費は本当にかからなくて、僕や折笠みたいにカットに特化したスタッフの場合だと2%くらいなんですよ。基本的に、ハサミとバリカンとシャンプーがあればいいので。
折笠:カット料金も6,500円〜7,500円と、それなりに頂いているので利益率が純粋に高いよね。レディースほど施術時間もかからないし。
小池:そうした技術面はもちろん、スタッフマネージメントなどの教育面もこれからFCオーナーになる方には僕たち二人が伝えていくつもりです。今、渋谷店にいるスタッフは本当に楽しそうに働いてますよ。いい意味で部活ノリというか、青春してるというか。このなかなか言語化しづらいソフトの部分も丁寧に僕たちが伝えていって、ブランド価値を維持しながらサロンを展開させていければと。
中山:自分一人でやって失敗してしまうよりも、人の手を借りてでもサロンを繁栄させたいという方は少なからずいらっしゃるので。そうした方にこのサービスはすごくマッチするのではと思います。
ブランド力を高めながら、メンズ市場の拡大を狙う
−「FC BOOST」をスタートさせて、その先の展望はどう描いていますか?

折笠:少し話がそれるかもしれないんですが、美容師をすぐ辞めていく人って、マイナスな印象を持って辞めていって、ネガティブプロモーションを周りにしていると思うんですよ。キツいとか楽しくないとか。だけど実際、長く美容師として働いて本質を掴めば、ぜんぜんキツくないし、楽しい、本当に。でも、その辞めていった人たちのマイナスな発言によって、いつまで経っても業界の印象が悪いままだなと感じていて。それをどうしても払拭したくて。僕の理想は、美容師になりたいっていう人を増やすこと。そのためには結果を出さなきゃ説得力が出ないと思っていて。だからこそBINGO HAIR WORKSを世に広めたい。このパッケージ化されたサービスによって、よりスピーディーに着実に普及させていければと今は強く思っています。
小池:本当に、この仕事って最高なので。「楽しい」っていうのが一つのキーワードになると思う。美容も、理容も楽しんで、マーケットを拡大させていきつつ、ブランド力をどんどん高めていきたいですね。例えば僕たちでつくったオリジナルのアパレルや香水なんかがステータスになるくらい。これからFCオーナーになるみなさんと模索しながら、僕たちも共に成長していければと考えています。
「FC BOOST」について、詳しくはこちらから!
※FCオーナー加盟ご希望の方の、理容師免許は必須ではありません。
